レプソル・ホンダ・チームのポル・エスパルガロは、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで2列目6番グリッドから13.234秒差の7位だった後、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリに延滞して2日間のオフィシャルテストに参加。
1日目は公式予選2の6番時計(1分31秒923)を非公式ながらコンマ3秒更新して2番手に進出。2日目にはニューバイクを初騎乗する機会があり、2日間で154ラップを周回して総合3番手だった。
「全体的にテストの進み方が良かった。嬉しい。初日に公式予選2のタイムを更新。タイムを伸ばした数人の中の1人となった。最も良かったことはレースペース。週末よりもものすごく良かった。今回はレース中のアイデアを試す機会となった。週末には試す時間がなく、時々試したとしても方向性を失てしまうことがある。テストはものごとを試す機会だ。」
「2日目はいつものように沢山のことを試した。沢山の良いこと、それほどでもないことがあったけど、最終的に幾つかのストロングポイントを見つけることができ、今季末に向けた方向性を理解することができた。HRCは良い仕事をした。ミサノに幾つかのものを持ち込み、僕たちは試すことができた。グッドな2日間となった。」
「全ての新しいものにはポジティブなこと、ネガティブなことがあるけど、バイクの良い部分を強化しようとしている。それは簡単なことではない。ニューバイクは全く異なる。作業を継続する必要があるけど、フィーリングは良い。完全に新しいバイクで速く走ることができる。これはポジティブなことだけど、決定的な来年型のバイクをプレシーズンで走らせることができるように作業を続けなければいけない」と好感触を掴みながら気を引き締めた。
来季だけでなく、残り4戦に向けて準備を進めたエスパルガロ弟は、プレミアクラス1年目だった2014年の6位だ最高位だったサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される来週末の第15戦アメリカズGPで第13戦イギリスGPに続く今季2度目のトップ5、昨年11月の第14戦バレンシアGP以来今季初の表彰台を狙う。