第15戦アメリカズGPのプレスカンファレンスは30日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位ファビオ・クアルタラロ、総合2位フランチェスコ・バグナイア、総合9位マルク・マルケス、総合15位エネア・バスティアニーニ、中量級に参戦する地元出身のジョー・ロバーツとキャメロン・ボビエが出席。
ファビオ・クアルタラロ
「ここに戻って来れてとても幸せ。本当に好きなトラック。2年前、プレミアクラスの1年目はとても良かった。その当時から僕は多くの経験を積んだ。僕たちはもっと上手くやれるだろう。良い目標を達成できると思う。もちろん、僕たちにとってバックストレートは難しいけど、最初と最後のセクターで挽回することが重要だと思う。」
「ミサノではジャックの後ろで、幾つかの瞬間があったけど、彼を追い抜いて、ペッコが前にいるところを見て、トライしなければいけなかった。2位はチャンピオンシップにとってOK。今年で最も楽しいレースだった。最終的にトップになれなかったのは残念だけど、レースはスーパーに速かった。シーズン終盤に、このようなレースがしたい。当然、僕はトリッキーな状況にある。限界を超えないけど、ミサノのような結果を獲得できるなら、それを目指そう。」
フランチェスコ・バグナイア
「大好き。トラックが好き。アメリカに来ることはいつも幸せ。オースティンは好きな場所。僕たちのバイクは、このトラックに上手く適応すると思う。ここ2戦に勝ち、バイクのフィーリングは大きく向上した。簡単なトラックではない。最初のセクターは簡単ではなかった。バイクが大きく振られてしまい、バンプがあり、良い感じがなかったけど、今年は新しい路面だから、いいかもしれない。ヤマハは速いだろう。しかし、ホンダ&マルクが最速だろう。」
「今年は過去に苦労したトラックで速かった。僕たちのバイクはあらゆる条件のあらゆる状況に対してよりよく適応すると思う。最初のセクターはシルバーストンに似ている。もしかしたら、最も難しいかもしれないけど、向こうで速かったから、ここでも戦闘的になれると思う。前に位置するための機会が必要だから、戦闘的にならなければいけない。」
マルク・マルケス
「週末のアプローチは、例えば、ミサノとオースティンでは少し違う。いつも、このトラックを楽しむ。今年も楽しもう。今年は楽しむ以上に苦しんでいるけど、とにかく、タフなトラックで、方向転換が多く、ブレーキンポイントが多いけど、幸運なことに左回りだから、それが役立つだろう。楽しむ準備ができている。楽しく走れれば、結果がついてくるだろう。」
「ミサノで2022年型のプロトタイプを試した。それは大きな違いだった。ホンダに加入してから、最も大きな違いの1つ。彼らは懸命に働き、興味深かったと思う。弱点を改善した。弱点を改善すると、他の問題が発生する。僕たちは少し理解し、ポルと僕はコメントが似ていた。僕たちはニューバイクで速かった。最初の接触はナイス、グッドだったけど、仕事を続ける必要があり、グリップが低い他のトラックで理解しなければいけない。ミサノのグリップは素晴らしかったから、簡単に速く走れてしまった。2022年に向けて仕事を続け、準備をするときだ。」
エネア・バスティアニーニ
「マルクとのバトルはとてもナイス。彼はファンタスティックだ。信じられないバイク、ドゥカティを走らせることも最高で、非常に強烈なブレーキングができる。それに、ミサノは僕のお気に入りのトラックで、パニガーレで何度も走ったから、僕にとっては簡単だった。オースティンは別のトラック。バイクをもっと理解する必要があり、ここではマルクが信じられないと思う。何ができるのか見てみよう。」
「オースティンでもグッドなレースができる。ドゥカティで走ったことがない。ステップ・バイ・ステップで目標に近づこう。より楽にバイクを走らせている。もう一歩前進できるか見てみよう。トップ6は可能だけど、簡単ではない。」
ジョー・ロバーツ
「ここに戻れたことは最高。アメリカに戻るということを実現させてくれたドルナに感謝したい。アメリカ人ライダーとして、アメリカで走ることは非常に重要。昨夜、空港に到着したとき、ファンが迎えてくれた。信じられないことだ。オースティンは、お気に入りの街の1つ。僕は音楽が大好きで、今週末には、オースティン・シティ・リミッツ・ミュージック・フェスティバルが開催される。僕が何かショーをするわけではないけど、ここにいることは、かなりクール。素晴らしいショーになることを期待する。グレートなレースにして、ファンに楽しんでもらいたい。」
「少し難しいシーズンになってしまったと思う。チームも僕自身も期待していたシーズンではない。まともな始まりだったけど、何らかの理由で難しい時期を過ごした。理由が解らないけど、このクラスでは起こってしまうこと。予想不可能なクラスなんだ。チームは僕を信じ、僕はチームを信じるから、一緒に続けたかった。本当に上手くシーズンを終わらせ、来年はいるべきところに戻れると感じる。」
キャメロン・ボビエ
「ジョーが言ったように、ここに戻って来たこと、レースをすることは特別。2019年以来。当時はモトアメリカに参戦していたらから、地元の人たちの前で、金曜に知っているトラックに飛び出すことはナイスだろう。ここまではアメージングなシーズンだった。知ってのように、このクラスは非常に非常に難しい。全てのカテゴリーの全体的なタレントのレベルは信じられない。今週末が楽しみ。天候がどうなるか見てみよう。」
「目標は力強く1年目を終わらせること。スタートは良かった。シーズン前に幾つかのトラックを訪れ、テストをしたから、序盤は今よりも戦闘力があったけど、新しいクルーチーフは、このクラスがどれほどタイトであるかを知っているから、ポジションではなく、フロントとのギャップに焦点を合わせるように言ってくれた。それが最も重要だと思う。11年間ヨーロッパから離れていたから、全てのトラックを学び、再学習するためのプレシーズンが待ち遠しい。興奮している。」
第15戦アメリカズGPのフリー走行1は、明日1日現地時間09時55分、日本時間23時55分にスタート。2日に公式予選、3日に決勝レースを開催。