決勝レース:もう1人の新人が初優勝

連続赤旗により、最初の中断前の順位が最終結果となり、イサン・グエバラが初優勝

第15戦アメリカズGP決勝レースは3日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、4番グリッドのイサン・グエバラが初優勝を挙げ、総合10位から8位に浮上した。

気温29度、路面温度36度のドライコンディションの中、7番グリッドのフィリップ・サラッチが8ラップ目の11コーナーで今季9度目の転倒を喫したことからレースディレクションは赤旗を提示。7ラップ目の順位がリスタートのグリッドとなり、5ラップのスプリントレースが実施されたが、2ラップ目の11コーナーでデニス・オンジュとジェリミー・アルコバが接触。アルコバが転倒すると後続のアンドレア・ミニョとペドロ・アコスタがコース上に横転したアルコバ車に激突したことから2度目の赤旗。

リスタートでポールポジションから1番手を走行していたイサン・グエバラは、2ラップ目にリアショックの問題が発生してリタイアを強いられたが、2度目の赤旗が提示され、リスタートが不可能となり、レースキャンセルが宣言されたことから、最初の赤旗が提示される前のリザルト、7ラップ目の順位が最終的な結果となり初優勝。

2番グリッドのデニス・フォッジャは2位。5戦連続9度目の表彰台を獲得すれば、ウォームアップ走行で1番手に進出した10番グリッドのジョン・マックフィーは3位に入り、昨年9月の第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初表彰台を獲得。

ポールポジションのジャウメ・マシアは4位。9番グリッドのデニス・オンジュ、3番グリッドのジェリミー・アルコバ、17番グリッドのダーリン・ビンダー、15番グリッドのペドロ・アコスタ、6番グリッドの鈴木竜生、8番グリッドのアンドレア・ミニョがトップ10入り。

11番グリッドのロマーノ・フェナティは12位。14番グリッドの佐々木歩夢は13位。ジャンプスタートでダブルロングラップペナルティが科せられた5番グリッドのチャビエル・アルティガスは14位。23番グリッドの山中琉聖は22位。26番グリッドの鳥羽海渡は23位。24番グリッドの國井勇輝は25位。

チャンピオンシップは、総合1位のアコスタが8ポイントを加算。総合2位のフォッジャが42ポイント差から30ポイント差に接近。欠場した総合3位のセルジオ・ガルシアは50ポイント差に後退した。

 

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