アビンティア・エスポンソラマのエネア・バスティアニーニは、第16戦エミリア・ロマーニャGPの2日目に3回の転倒(フリー走行4で2回、公式予選1で1回)を喫したが、決勝レースでは2戦連続の16番グリッドからスタートで18番手に後退しながら、9人目を抜いて、2戦ぶり2度目の3位表彰台を獲得。総合13位を維持したが、新人王争いにおいて、11ポイント差のホルヘ・マルティンを逆転。アドバンテージを5ポイント差に広げた。
ミサノで2度目の表彰台獲得
「2日目に僅か8ラップで3台もバイクを破損させてしまった。簡単な週末にならず、16番グリッドからスタートして渋滞にはまってしまったけど、ペースとタイヤの信頼感を見つけながら、プッシュを始めた。前回と比較して、気温が低かったけど、フロントにミディアムタイヤを装着した選択は正しかった。特にコーナーリングで効果的になることが許され、終盤には上位に進出することができた。クアルタラロとのナイスなバトルでは、クリーンな手段でアタックした。」
「予選の後、表彰台獲得は不可能だった。実際に期待していなかったから、3位になれたことは不思議。バグナイアが転んでいて、ファビオがあまり遠くないところで走っていたから、全力でプッシュしなければいけないことを理解した。最後に到達するのが僕のスタイル(笑)。」
今後の課題
「今日のように巻き返さなければいけないから、予選の改善が必要。土曜のフリー走行4と予選は決定的に改善が必要で、この改善はポルトガルから始める必要があり、別の戦略を導入しよう。それに、2日目の転倒が裏付けているように、最初のセッションとミックスコンディションで苦しんでしまうから、金曜からより戦闘的になれるようにトライしなければいけない。」
来季2年目のドゥカティ機
「可能な限り最善のマテリアルが装備された2021年型が準備される。週末にジジ・ダリーニャとのミーティングがあり、2022年型の供給が不可能なことが確認されたから、戦闘的になり、ベストリザルトの獲得に向けて懸命に働かなければいけない。」
残り2戦となったルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトル争い。次戦アルガルヴェGPの舞台ポルティマオ・サーキットで開催された第3戦ポルトガルGPでは、16番グリッドから9位でフィニッシュしていた。
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