新人王争い~エネア・バスティアニーニ対ホルヘ・マルティン

総合13位バスティアニーニと総合14位マルティンのポイント差は5

現中量級王者エネア・バスティアニーニは、ホームレースとなった第16戦エミリア・ロマーニャGPで今季2度目の3位表彰台を獲得。87ポイントに到達し、ホルヘ・マルティンが転倒リタイアを喫したことから、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトル争いにおいて、初めてトップに飛び出した。

改良型のデスモセディチGP20を駆ける23歳のイタリア人ライダー、バスティアニーニは、新人としては、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで11人目となる表彰台を獲得。2度目の表彰台獲得により、軽量級1年目の2014年以来2度目の新人王に向けて一歩前進。

ドゥカティからデスモセディチGP21が供給された23歳のスペイン人ライダー、マルティンは、第2戦ドーハGPで8人目となるポールポジション、10人目となる表彰台を獲得。第10戦スティリアGPでは、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケス、ブラッド・ビンダーに次ぐ4人目の優勝を達成。新人王を獲得した経験はない。

2002年に始まった『MotoGP™クラス』において、ドゥカティ機と共にタイトルを獲得したのは、ルベン・チャウスとミカ・カリオ。今回が3人目となる。

『Moto2™クラス』はラウール・フェルナンデェス、『Moto3™クラス』はペドロ・アコスタが既にタイトル獲得を決めている。

『MotoGP™クラス』ルーキー・オブ・ザ・イヤー
2020: ブラッド・ビンダー(総合11位/87ポイント)
2019: ファビオ・クアルタラロ(総合5位/192ポイント)
2018: フランコ・モルビデリ(総合15位/50ポイント)
2017: ヨハン・ザルコ(総合6位/174ポイント)
2016: ティト・ラバット(総合21位/29ポイント)
2015: マーベリック・ビニャーレス(総合12位/97ポイント)
2014: ポル・エスパルガロ(総合6位/136ポイント)
2013: マルク・マルケス(チャンピオン/334ポイント)
2012: ステファン・ブラドル(総合8位/135ポイント)
2011: カル・クラッチロー(総合12位/70ポイント)
2010: ベン・スピース(総合6位/176ポイント)
2009: ミカ・カリオ(総合15位/71ポイント)
2008: ホルヘ・ロレンソ(総合4位/190ポイント)
2007: シルバン・ギュントーリ(総合16位/50ポイント)
2006: ダニ・ペドロサ(総合5位/215ポイント)
2005: トニ・エリアス(総合12位/74ポイント)
2004: ルベン・チャウズ(総合11位/77ポイント)
2003: ニッキー・ヘイデン(総合5位/130ポイント)
2002: 加藤大治郎(総合7位/117ポイント)

 

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