レミー・ガードナーのプロフィール

87年にプレミアクラスを制した父親ワイン・ガードナーに続き、史上2組目の親子王者の誕生

1998年2月24日生まれ(2021年開幕時の年齢は23歳)。出身地は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のシドニー。1987年に『500ccクラス』を制したレジェンド、ワイン・ガードナーの指導を受けながら、バイクに乗り始め、父親の古巣モリワキと共に『Moto3™マシン』の開発を着手するために、活動の拠点をスペインに移し、2012年から『スペイン選手権』への参戦を開始。2年目はKTMに乗り換え、3年目には総合9位に進出。2014年は負傷代役として第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでグランプリデビューを果たす。

2015年、CIPからフル参戦を開始。ホームレースの第16戦オーストラリアGPで10位に入り、総合30位に進出。2016年、カテゴリーを変更することを決断し、『Moto2™欧州選手権』への参戦を開始すると、タスカ・レーシング・スクーデリアから成績不振のライダーに替わって、第7戦カタルーニャGPから2度目のレギュラー参戦を開始。2017年から2年間テック3・レーシングに所属して総合21位と総合19位。

2019年からはストップ・アンド・ゴー・チームから参戦。型落ちのカレックスを駆けながら、第2戦アルゼンチンGPで初表彰台、第8戦TTアッセンで初ポールポジションを獲得。キャリア通算96戦目となった2020年最終戦ポルトガルGPでポールポジションから初優勝を挙げた。

フル参戦6年目の2021年は、KTMと直接契約を締結し、レッドブル・KTM・アジョから参戦すると、第3戦ポルトガルGPでキャリアで初めてポイントリーダーに飛び出し、第17戦アルガルヴェGPで5勝目を挙げ、最終戦バレンシアGPでタイトルを獲得。

中量級のオーストラリア人としては、1969年のケル・キャラザース以来2人目、オールクラスでは、キース・キャンベル、トム・フィリス、ケル・キャラザース、ワイン・ガードナー、ミック・ドゥーハン、ケーシー・ストーナーに続き7人目のチャンピオン。

同時に、ケニー・ロバーツ&ケニー・ロバーツ・ジュニアに続く史上2組目の親子チャンピオンとなった。

来季2022年は、2021年6月1日にKTMとの間で契約を締結し、サテライトチームのテック3・KTM・ファクトリーレーシングからプレミアクラスに挑戦する。

 

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