マルク・マルケス、数日後にサーキットでの走行を計画

トレーニングアクシデントから3ヶ月、二度と走らないオプションがあったことを明かす

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは14日、本田技研のモータースポーツ活動計画が発表された後のオンラインでメディア向けの会見に出席。複視からの回復を説明した。

「困難だった3ヶ月間の後、僕はとても幸せ。視力の問題は決して容易ではないけど、この1ヶ月は段々と回復し良い感じになり始めている。エンデューロバイクでの転倒後は厳しかった。普通の生活ができなかったから、とても厳しかった。当初から医師たちの指示に従い、2011年に視力が回復したときと同じように、当時治療してくれたサンチェス医師の助言に従っている。」

「バイクに乗る許可を与えてくれ、怪我したときに使用していた似たタイプのバイクという理由でモトクロスを選んだ。非常に正確な走りが要求され、全方向の視界が必要。結果はとても良かった。チームは次のステップを計画している。『CBR』か『RC213V-S』を使用してサーキットで走行することになるだろう。」

「バイクに乗る許可を与えてくれ、怪我したときに使用していた似たタイプのバイクという理由でモトクロスを選んだ。非常に正確な走りが要求され、全方向の視界が必要。結果はとても良かった。チームは次のステップを計画している。『CBR』か『RC213V-S』を使用してサーキットで走行することになるだろう。」

「安心しているけど、張り詰めていて、慎重にならなければいけない。完璧に回復したことを確認するために、医師と僕は計画された幾つかの段階を進む必要があるから、完治したと言うことができない。転倒の瞬間から、医師は保守的な計画を実行することを決めた。」

「怪我からの回復、視力の回復は特殊。視力があるかないか。怪我をしたとき、翌日には走りたい気持ちがあるけど、医師たちでさえ、走れる時期が2ヶ月後、3ヶ月後、半年後になるのか分からない。」

「卓上には全てのオプションがあった。保守的な計画と時間を費やすオプション、手術のオプション、バイクにもう二度と乗ることができないオプションがあったけど、保守的なオプションは成果を上げているようだ。マレーシアのテストに参加するかを確認する前に、準備ができるかどうかを確認するために試したい。」

「バイクに乗るのは、視力が完璧で手術の必要がないから。医師は疲労の問題があるかどうかを確認するために、サーキットに行き、ハイスピードで走り、1人で走り、多くの周回を重ねることを望んだ。セパンに行く前に、全てを検証したい。」

「精神的なレベルにおいて、キャリアの中で最も厳しい時期だった。4年連続して冬に怪我を抱えていた。回復から回復。誰も経験したくないこと。怪我をしたときから、目標は常に最初のテスト、最初のレースに参加することだったけど、視力は非常に深刻な問題であることから、ステップ・バイ・ステップで進む必要がある。」

「視力に集中したけど、肩の仕事に取り組んだ。少しずつ行きたいと思う。感触は良いけど、昨年と同じようなことが起き、苦しみたくない。最終戦事項はフィジカル。100%を維持できれば、大きく役立つ。」

「オフロードは危険。当然のことだけど、サーキットで『CBR』に乗っても危険を伴う。トレーニングが必要。アクシデントは通常のこと。」

「自宅から20分のところにある小さなトラックでジョセップ・ガルシア(エンデューライダー)と走っていた。ラスト2周のところで、ハイサイドから転倒して頭部を打ったけど、起き上がった。帰宅してシャワーを浴び、転倒から3時間が経過した頃から、奇妙な感じが始まり、直ぐに医師に連絡した。パニックにならないように言われた。トレーニングをするとき、常にリスクがあるけど、ソファーに座っていては、世界のベストにはなれない」と状況を説明し今後もリスクを覚悟してバイクを使用したトレーニングを継続することを強調。

レプソル・ホンダ・チームは、2月5日からマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストに参加。マルケス兄は、テスト参加を決めるために、数日後にサーキットを訪れる。

 

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