『THE NEXT』~グレシーニ・レーシングが次の挑戦に向けて発進

故ファウスト・グレシーニの遺志を受け継いだチームが先陣を切ってプロジェクトを発表

グレシーニ・レーシングは15日、イタリア・ファエンツァで2022年シーズンのチーム発表会を開催。プレミアクラス2年目を迎える24歳のイタリア人ライダー、エネア・バスティアニーニと最高峰クラスに昇格する23歳のイタリア人、ファビオ・ディ・ジャンアントニオがライトブルーを基調としたドゥカティ機のカラーリングを初公開した。

発表会には、チームオーナー兼チームプリンシパルのナディア・パドバーニ、マーケティング&コマーシャルディレクターのカルロ・マルリーニ、スポーティングディレクターのミケーレ・マシーニ、ドゥカティ・コルセを代表してジェネラルマネージャーのジジ・ダリーニャ、カラーリングのデザインを担当したデザイナーのアルド・ドゥルディが登壇。

ドゥカティ・コルセからスポーティングディレクターのパウロ・チャバッティとファクトリーチームのチームマネージャー、ダビデ・タルドッツィも参加した。

エネア・バスティアニーニ
「バイクの新しい色は大変個性的。最初に見たときは少し奇妙だったけど、今、ライブで見ると、アメージングだと言うことができる。本当にグレートなバイクはありえない!それに速い!約20日後、テストに向けてトラックに飛び出す。ドゥカティ機に戻ることに興奮しているから、あと少しだということは幸運だ。最初のテストでチームに会い、お互いをよく知り、一緒に仕事をすることができた。スーパーなチームだと断言できる。大変興味深いシーズンになると思う。グレートなリザルトを獲得できると確信する。シーズンの始まりが待ちきれない!」

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「2022年シーズンはもうすぐ。『MotoGP™クラス』での最初のシーズン、最高だ!学ぶことが沢山ある。期待はレースごとに成長すること。もしかしたら、グレートな結果を獲得できるかもしれない。誰が分かるだろうか。あと少しでテストのためにトラックに戻り、マレーシアとインドネシアと続く。この美しい野獣に再び乗ることが待ちきれない。ウインターブレイクはいつも長すぎる。僕はカウントダウンを数えているんだ。バイクはスペクタクル。もしかしたら、今までに見た中で最も美しく、今までに乗った中で最も美しいかもしれない。そのユニークなメインカラーは70年代のレトロなスタイルのようで、トラック上で確実に認識できるだろう。パティキュラー、オリジナル、ビューティフル。独特な感情だ。」

ナディア・パドバーニ
「我々が強く信じたプロジェクト、そして、1年間を通じてノンストップで取り組んだプロジェクトをようやく発表します。高い動機を持ち、『MotoGP™クラス』の最初のチームとして発表会を開催します。それに、我々のバイクは美しく、誰もが気に入ってくれることを期待します。ファウストが天国から見てくれ、家族を誇りに思うと思いたいです。仕事と家族の間に区別はほとんどありません。我々は1つです。ディッジャとエネアが素晴らしい形で始めたいと意気込んでいるところを見たと言わなければいけません。我々の目標は主役の1人となり、パルクフェルメに時々現れることです。」

グレシーニ・レーシングは次の挑戦に向け、ディ・ジャンアントニオが1月31日からのシェイクダウンテスト、バスティアニーニは2月5日からのオフィシャルテストに参加。3月6日の開幕戦カタールGPに向けて本格的な準備を開始する。

Gresini Racing Team Launch 2022

 

VideoPass(ビデオパス)』では、マレーシアとインドネシアで開催されるオフィシャルテストのコンテンツを配信