HRCのテストチームは、26日から2日間、スペインGPの開催地ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでスーパーバイク世界選手権に参戦する複数のチームと合同でプライベートテストを実施。昨年の最終戦バレンシアGP終了直後と12月中旬に当地でテストを実施したテストライダーのステファン・ブラドルがドライコンディションの中、1月31日からのシェイクダウンテスト、2月5日からのオフィシャルテストを前にテストプログラムを再開した。
タイトル奪還を狙うHRCは、恵まれた気候により年間を通じて利用できる当地に加え、ツインリンクもてぎとミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリをテストサーキットに指名。
ヤマハとスズキは、もてぎ、ヘレス、モーターランド・アラゴンを指名すれば、ドゥカティはムジェロ、ミサノ、ヘレス、KTMはレッドブルリンク、ヘレス、アラゴンを選択。
コンセッションの優遇措置を受けるアプリリアは、レギュラーライダーとテストライダーがテストタイヤ割り当ての範囲内で、いつでも任意のサーキットでテストが可能。
2018年からHRCのテストライダーを務め、昨年代替とワイルドカードで5戦、4年間で計25戦に参戦したドイツ人ライダーは、シェイクダウンテストに参加するためにマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットに移動。
シェイクダウンテストには、アプリリアのアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレス、ルーキーライダーのレミー・ガードナー、ラウール・フェルナンデェス、マルコ・ベツェッキ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ダーリン・ビンダー、各メーカーのテストライダーたちが参加を予定する。
『VideoPass(ビデオパス)』では、マレーシアとインドネシアで開催されるオフィシャルテストのコンテンツを配信