テック3・KTMがオレンジを基調したカラーリングを公開

中量級の主役を飾った2人の新人、ガードナーとフェルナンデェス兄がオレンジのツナギで登場

KTMのサテライトチーム『Tech 3 KTM Factory Racing(テック3・KTM・ファクトリー・レーシング)』は27日、ファクトリーチーム『Red Bull KTM Factory Racing(レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング)』と合同でチーム発表会を開催。バーチャルローンチでオレンジとブラックを基調したプロトタイプマシン『RC16』のカラーリングを公開した。

KTMとのコラボレーション4年目を迎える2022年シーズンは、中量級でチャンピオンに輝いた23歳のオーストラリア人ライダー、レミー・ガードナーと最多勝で総合2位を獲得した21歳のスペイン人ライダー、ラウール・フェルナンデェスを起用する。

レミー・ガードナー
「『MotoGP™クラス』での最初のシーズンを始めることにとても興奮している。これは全てのモーターサイクルレーサーの夢であり、スタートが待ちきれない。昨年幾つかのテストがあり、それは励みとなったから、自分自身の改善、バイクの発見、多くの才能あるライダーたちと一緒に、このアメージングなクラスを学ぶことを興奮している。良好な関係があるテック3と一緒に働くことも楽しみ。KTMとの関係が続くことも嬉しい。長く興味深い1年となるだろう。簡単には行かないことを覚悟しているけど、夢中になりすぎずに、ベストリザルトの獲得に向けて、プッシュし、トライし、全力を尽くそう。確かに今シーズンはステップ・バイ・ステップで進むけど、走り始めることはエキサイティングだ。」

ラウール・フェルナンデェス
「『MotoGP™クラス』の初めてのシーズンとなることがとても嬉しい。僕にとって、これは素晴らしい機会。3年前には『Moto3™クラス』に参戦していたけど、今、僕はここにいる。絶対的な喜びだ。この冬は、筋力増加と強化のために、以前とは異なる手段で準備に取り組んだ。バイクは物凄くパワフル。ブレーキングは違う。フィジカルが要求されることからモトクロスバイク、ロードバイク、サイクリング、ランニングに取り組んできた。準備ができていると手応えを感じる。今シーズンの目標は、レース毎に前進し進歩すること。そして、全てのレースを楽しむこと。」

エルベ・ポンチャラル(チームプリンシパル)
「新しいシーズンは常に緊張の瞬間であり、刺激的で感情的です。2022年は2021年の『Moto2™クラス』で総合1位と2位に進出したレミー・ガードナーとラウール・フェルナンデェスを迎え入れることから、我々にとって大変特別です。この冬は2022年シーズンに向けて、バイクと技術構造の運営において多くの作業に取り組みました。我々のチームも幾つかの変更があり、スタートの準備はできています。2人の新人と共に、チャンピオンシップに勝つことは期待していませんが、主な目標はルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルです。幾つかのストロングフィニッシュ、トップ10を期待します。トップ5はどうでしょうか?レミーとラウールのようなライダーたちと共に高い夢を見なければいけません。過去数年間、新人たちは表彰台を獲得しました。今年は我々が表彰台を獲得できるかもしれません。」

プレミアクラスに初参戦する新人のガードナーとフェルナンデェス兄は、1月31日からのシェイクダウンテストに参加。3月6日の開幕戦カタールGP決勝レースに向けて本格的な準備に取り組む。

TC_Tech3 KTM Factory Racing_ 2022

 

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