プレミアクラスは31日、マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで3日間のシェイクダウンテストを開始。34日後のシーズンオープニングレース、開幕戦カタールGP決勝レースに向けて本格的な準備が始まった。
昨年11月19日のオフィシャルテスト2日目、最終日から73日後、コンセッションの優遇措置を受けるメーカーのレギュラーライダー、プレミアクラスのルーキーライダー、各メーカーのテストライダーの走行が許可されるシェイクダウンテストに、初日は11人が参加。
1日目は、ラウール・フェルナンデェスが非公式ながら46ラップを周回して2分00秒898の1番時計を記録。16日前の15日にトレーニングアクシデントが原因で右手首を骨折したレミー・ガードナーは、メディカルチェックで出走許可が下り、42ラップを周回すれば、マルコ・ベツェッキは38ラップ、ダーリン・ビンダーは51ラップ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオは38ラップを周回。
テストライダー勢では、ドゥカティのミケーレ・ピロが昨年のオフィシャルテストで投入したロングエキゾーストとエアロパッケージを搭載した2機のマシンを乗り比べ、2分01秒042の2番時計を記録。アプリリアのロレンソォ・サバドーリは4機を使用して、小型化されたフロントのフェアリングや新しいアルミニウム製のスイングアームをテスト。
ヤマハの中須賀克行と野左根航汰は、形状が若干変更されたエアインテークを含むテストプログラムを開始。KTMのダニ・ペドロサとミカ・カリオ、スズキのシルバン・ギュントーリも走行を開始。
2日目と3日目も現地時間10時00分(日本時間11時00分)からセッションが始まり、アプリリアのマーベリック・ビニャーレスとアレイシ・エスパルガロ、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2日間のプライベートテストを実施したステファン・ブラドル、テストライダーとして契約を更新したカル・クラッチロー、スズキのテストライダーを務める津田拓也の走行が予定されている。
It's a pleasure to be back, Sepang ????#SepangShakedown pic.twitter.com/oVw307QW0Z
— MotoGP™???? (@MotoGP) January 31, 2022