アナ・カラスコの軽量級復帰が決定

史上初のレディチャンピオン、元スーパースポーツ300世界選手権王者が古巣に復帰

BOE SKX(ボエSKX)』は1日、2022年シーズンに参戦するラインナップを発表。2018年の『スーパースポーツ300世界選手権』でタイトルを獲得したアナ・カラスコと『Moto3™ジュニア世界選手権』で総合3位を獲得したダビド・ムニョスを起用する。

昨年11月16日に国際モーターサイクリズム連盟から発表された暫定エントリーリストには、事前に国際ロードレーシングチーム連盟に提出した2022年プロジェクトにより、ダビド・ムニョスと『Moto3™ジュニア世界選手権』で総合5位に進出したダビド・サルバドールの名前が掲載されていたが、カラスコの復帰が決定。

2013年から3年間、軽量級にレギュラー参戦した24歳のスペイン人ライダー、カラスコは、2016年に『Moto2™欧州選手権』に転向。2017年からは『スーパースポーツ300世界選手権』に参戦すると2年目にタイトルを獲得。史上初のレディチャンピオンに輝き、今回、5年間タイトル争いを繰り広げた『スーパースポーツ300世界選手権』から7年前の2015年に所属した古巣に復帰することになった。

チームメイトは、15歳のスペイン人ライダー、ムニョス。『ボエSKX』の提携先であり、2001年に阿部典史のチームメイトとして、元プレミアクラスに参戦した経験があるホセ・ルイス・カルドソ率いる『カルドソ・レーシング』に所属すると、ダブル参戦した『レッドブル・ルーキーズ・カップ』で総合2位を獲得。『Moto3™クラス』に昇格する条件を満たし、12月下旬に契約を締結したが、4月28日に出場に必要な最低年齢となる16歳の誕生日を迎えることから、4月24日の第5戦ポルトガルGPまで出場が許可されず、代替として『Moto3™ジュニア世界選手権』で総合20位だった21歳のスペイン人ライダー、ヘラルド・リウを起用することを同時に発表した。

 

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