プレミアクラスのオフィシャルテスト2日目は12日、プルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、ドライコンディションの中、各チームがテストプログラムに取り組み、セッション終了20分前からはタイムアタックが展開され、初日20番手のルカ・マリーニが昨年11月にスーパーバイク世界選手権が記録したオールタイムラップレコード(1分32秒877)、初日の1番時計(1分32秒466)を大幅に上回る1分31秒289のトップタイムをマーク。プレミアムクラス2年目で初めてテスト1番手に進出した。
ドゥカティ
初日はトップ10入りが2台にとどまったが、2日目はトップスピードでトップ7を独占して5台が進出。初日に最多の96ラップを周回して13番手だったヨハン・ザルコは、74ラップを周回して0.297秒差の6番手。初日18番手のエネア・バスティアニーニは最速スピードを記録して7番手。初日10番手のホルヘ・マルティンは9番手。
初日22番手のフランチェスコ・バグナイアは、83ラップを周回して10番手。初日6番手のジャック・ミラーは最多周回の84ラップを周回し、タイムアタックをせずに1.029秒差の20番手。
ホンダ
初日17番手のマルク・マルケスは、74ラップを周回して0.192秒差の2番手に浮上。初日1番手に進出したポル・エスパルガロは、76ラップを周回して0.316秒差の8番手。
初日11番手の中上貴晶は、65ラップを周回して0.629秒差の15番手。初日15番手のアレックス・マルケスは16番手。
アプリリア
初日7番手のマーベリック・ビニャーレスは、68ラップを周回して0.227秒差の3番手に浮上。初日2番手のアレイシ・エスパルガロは、49ラップを周回して0.617秒差の14番手に後退。
ヤマハ
初日5番手のファビオ・クアルタラロは、68ラップを周回して0.275秒差の4番手。初日12番手のフランコ・モルビデリは12番手を維持。初日9番手のアンドレア・ドビツィオーソは19番手。
スズキ
初日8番手のジョアン・ミルは、最少周回の47ラップを周回して0.297秒差の5番手。初日4番手のアレックス・リンスは72ラップを周回し、タイムアタックをせずに0.595秒差の13番手。
KTM
初日3番手のブラッド・ビンダーは53ラップを周回し、タイムアタックをせずに0.525秒差の11番手。初日16番手のミゲール・オリベイラは最多周回の84ラップを周回して0.911秒差の18番手。
ルーキー
初日14番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、タイムアタックで1分32秒台を連発して0.758秒差の17番手。初日19番手のラウール・フェルナンデェスは、タイムアタック直前に転倒して1.112秒差の21番手。初日に2度目の転倒を喫した21番手のマルコ・ベツェッキは、タイムアタックで1分32秒半全に入れて1.182秒差の22番手。初日24番手のレミー・ガードナーは、タイムアタックで1分33秒台を突破して1.309秒差の23番手。初日23番手のダーリン・ビンダーは、タイムアタック中に転倒して1.764秒差の24番手。
レースペース
ホンダの両雄、2番手のマルク・マルケスは1分32秒台を18回、8番手のポル・エスパルガロは1分32秒台を最多の21回記録。3番手のマーベリック・ビニャーレスは1分32秒台を11回、6番手のヨハン・ザルコ、10番手のフランチェスコ・バグナイア、13番手のアレックス・リンスは1分32秒台を10回記録。
4番手のファビオ・クアルタラロは、1分32秒台を14回、1分31秒台を最多の5回記録(タイムアタックを含む)していた。
転倒
初日は5人、2日目は7人が転倒。アンドレア・ドビツィオーソは8コーナー、ファビオ・ディ・ジャンアントニオとジョアン・ミルは11コーナー、アレイシ・エスパルガロ、ラウール・フェルナンデェス、ダーリン・ビンダーは12コーナーで転倒。ホルヘ・マルティンは16コーナーで週末2度目の転倒。
ライブタイミング&アフター・ザ・フラッグ
プレシーズン最後の走行となるオフィシャルテスト3日目、最終日は明日13日に当地で開催。オフィシャルウェブでは、セッションスタートの日本時間10時00分から『ライブタイミング』、日本時間17時30分から『アフター・ザ・フラッグ』を生中継で配信。
RESULTS