バレンティーノ・ロッシ、エミネムのリズムに乗ってデビュー戦の準備

43歳の誕生日を迎え、四輪レースのデビューシーズンに向けてフランスでテスト走行

昨年11月の最終戦バレンシアGPを最後に26年間のレギュラー参戦に終止符を打ったレジェンド、バレンティーノ・ロッシは、43歳の誕生日を1日前に控えた15日にフランスのマニクール・サーキットを訪問。GTカーによるカーレース『Fanatec GT World Challenge Europe powered by AWS(GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ)』のデビューシーズンに向け、所属先となるチャンピオンチームの『WRT – W Rasing Team』とプライベートテストを実施した。

第3戦マニクール大会の開催地でアウディのオフィシャルドライバーとして『Audi R8 LMS』を試乗したロッシは、ソーシャルメディアで動画を公開。アメリカ出身のラッパー、エミネムの代表作であり、ユーチューブで10億回の再生を記録した人気が衰えない傑作『Without Me(ウィズアウト・ミー)』を楽曲に選択し、『Guess who's back, guess who's back(誰が戻ってきたか当ててみろ)』という有名な歌詞を流した。

昨年12月、バレンシアのサーキット・リカルド・トルモでテストを実施し、四輪レースへの転向が決まったロッシは、2度目のテストを終え、来月7日と8日にフランスのポールリカールで開催されているオフィシャルテストに参加予定。4月1日からはイタリアのアウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリことイモラ・サーキットで開催される開幕戦で、レギュラードライバーとしてデビューする。

一方で、プレミアクラスに新規参戦する『Mooney VR46 Racing Team(ムーニー・VR46・レーシング・チーム)』は、24日にチーム発表会を開催。欧州中央時間12時00分、日本時間20時00分からルカ・マリーニとマルコ・ベツェッキがドゥカティ機のカラーリングを公開する。

レジェンドの称号を与えられロッシの栄光の軌跡、伝説を回想するのではなく、キャリアの象徴的なハイライトとなった瞬間をロッシ本人だけでなく、ライバルや身近なスタッフたちの独占インタビューと共に綴り、今までに知られていなかった物語『Tales of Valentino(テイルズ・オブ・バレンティーノ)』は絶賛公開中。

 

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