『Moto2™クラス』のオフィシャルテスト3日目、最終日は21日、欧州ラウンドの緒戦として第5戦目に指名されているポルトガルGPの開催地、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェこと通称ポルティマオ・サーキットで行われ、2日目総合2番手に進出した17歳のスペイン人ライダー、ペドロ・アコスタがオールタイムラップレコード(1分42秒504)を非公式ながら上回る1分41秒552の1番時計を刻み、昨年11月と直前にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2度のプライベートテストを実施しただけだったが、素早い適応力を見せ、昨年2度のグランプリが開催され、連続優勝を挙げた当地で総合1番手に進出した。
オフィシャルタイヤサプライヤーのダンロップは、今回のテストにライダー1人あたり6本のフロントタイヤ、7本のリアタイヤを供給。テスト用に新しい1タイプのフロントタイヤを準備。
今回のテストで供給されたトライアンフ製のエンジンは、開幕戦カタールGPでも使用することから、走行距離が制限され、第2戦インドネシアGPの際には別のエンジンが供給され、第4戦アメリカズGPまでは使用する。
2日目総合3番手のアウグスト・フェルナンデェスは、0.154秒差の総合2番手。2日目総合1番手のアロン・カネトは、0.267秒差の総合3番手。2日目総合7番手のフェルミン・アルデグエルと2日目総合10番手のアルベルト・アレナスがトップ5に進出。
2日目総合5番手のジョー・ロバーツは連続10ラップを2回実行。ショーン・ディラン・ケーリーと小椋藍は連続10ラップ、ロマーノ・フェナティ、ジェリミー・アルコバ、ホルヘ・ナバーロは連続11ラップ、トニー・アルボリーノとゾンタ・ファン・デン・グールベルクは連続13ラップ、ジェイク・ディクソンとガブリエル・ロドリゴは連続15ラップ、チェレスティーノ・ヴィエッティは連続21ラップのロングランにトライしてデータを収集。
2日目総合5番手のジョー・ロバーツは連続10ラップを2回実行。ショーン・ディラン・ケーリーと小椋藍は連続10ラップ、ロマーノ・フェナティ、ジェリミー・アルコバ、ホルヘ・ナバーロは連続11ラップ、トニー・アルボリーノとゾンタ・ファン・デン・グールベルクは連続13ラップ、ジェイク・ディクソンとガブリエル・ロドリゴは連続15ラップ、チェレスティーノ・ヴィエッティは連続21ラップのロングランにトライしてデータを収集。
ゾンタ・ファン・デン・グールベルク、アルベルト・アレナス、アレッサンドロ・ザッコーネ、ジェイク・ディクソン、フェルミン・アルデグエル、ガブリエル・ロドリゴが転倒。ジェリミー・アルコバとフィリップ・サラッチは2回、アロン・カネトは3回の転倒を数え、マルセル・シュロッターは1ラップ目の15コーナーで転倒した際に左手を亀裂骨折したことから、精密検査を受けるために、テストをキャンセルしてバルセロナ市内の病院に移動。ボ・ベンスナイダーは5コーナーで転倒した際に鎖骨を骨折したことから、明日22日にバルセロナ市内の病院で手術を受けることになった。
プレシーズンの日程は終了。15チームは一旦解散するが、バイクを含めた全ての機材は、2機の大型貨物機を利用してカタールの首都ドーハまで空輸することから、モーターランド・アラゴン近郊のサラゴサ空港まで大型トラックで搬送される。
TEST RESULTS