史上最多!14人のワールドチャンピオンたちがプレミアクラスに参戦

通算24のタイトル獲得を記録、優勝経験者は全24人のエントリー中23人

74年目のシーズンを迎えるチャンピオンシップのプレミアクラスに24人がレギュラーライダーとしてエントリー。各カテゴリーでタイトルを獲得した14人のチャンピオンたちがグリッドに並ぶ。

「プレミアクラスに参戦するワールドチャンピオンの人数に注目してください。その上、新人たちの能力。本当に夢のようです」と、国際ロードレーシングチーム連盟の代表であり、テック3・KTM・ファクトリー・レーシングのチームマネージャーであるエルベ・ポンチャラルは、最高峰クラスの質の高さを称賛。

タイトル獲得者は24人中14人
チャンピオンシップ史上最多となる14人のチャンピオンたちは、合計24のタイトルを獲得。昨年は合計30のタイトルを数え、レジェンドのバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサが参戦した2018年は、史上最多となる32のタイトル数を記録していた。

2019年10月の第15戦タイGPで優勝を挙げたマルク・マルケスは、史上6人目となる通算8度目のタイトル獲得に成功し、同時に史上3人目となる6度目のプレミアムクラスチャンピオンシップに輝き、2019年昇格組のジョアン・ミルファビオ・クアルタラロが2019年と2020年にタイトルを獲得。

マルク・マルケスは、2013年に史上最年少の3階級制覇に成功。2階級制覇は、ジョアン・ミル(2017年/ Moto3™クラス)とアレックス・マルケス(2014年/Mot32™クラス+2019年/Moto2™クラス)。ヨハン・ザルコは2015年から2年連続して中量級を連覇。

ポル・エスパルガロ(2013年)、フランコ・モルビデリ(2017年)、フランチェスコ・バグナイア(2018年)、エネア・バスティアニーニ(2020年)、レミー・ガードナー(2021年)は中量級、アンドレア・ドビツィオーソ(2004年)、マーベリック・ビニャーレス(2013年)、ブラッド・ビンダー(2016年)、ホルヘ・マルティン(2018年)は軽量級でタイトルを獲得。

24人中23人が優勝経験者
最多勝は220戦で85勝を挙げたマルク・マルケス。史上最多勝ランキング3位のレジェンド、アンヘル・ニエトの90勝まで、あと5勝に接近すれば、3つのカテゴリーで少なくても1勝を挙げたのは23人。281戦に出走したアレイシ・エスパルガロだけが優勝の記録がない。

プレミアムクラス優勝者は12人
昨年の11人より多い12人が最高峰クラスでの優勝経験があり、昨年の合計優勝数169勝よりも少ない111勝。最多勝はマルク・マルケスの59勝。他の11人の合計優勝数は、マルケス1人の優勝数より少ない52勝。

優勝者リスト
マルク・マルケス:85勝(プレミアクラス59勝)
マーベリック・ビニャーレス:25勝(9勝)
アンドレア・ドビツィオーソ:24勝(15勝)
ブラッド・ビンダー:17勝(2勝)
ヨハン・ザルコ:16勝
ミゲール・オリベイラ:15勝(3勝)
アレックス・リンス:15勝(3勝)
ポル・エスパルガロ:15勝
フランチェスコ・バグナイア:13勝(4勝)
ジョアン・ミル:12勝(1勝)
アレックス・マルケス:12勝
フランコ・モルビデリ:11勝(3勝)
ホルヘ・マルティン:11勝(1勝)
ラウール・フェルナンデェス:10勝
ファビオ・クアルタラロ:9勝(8勝)
ジャック・ミラー:9勝(3勝)
ルカ・マリーニ:6勝
エネア・バスティアニーニ:6勝
レミー・ガードナー:6勝
マルコ・ベツェッキ:6勝
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ:3勝
中上貴晶:2勝
ダーリン・ビンダー:1勝

 

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