決勝レース:アンドレア・ミニョがキャリア2勝目

10年目を迎えた『Moto3™』のオープニングレースで鳥羽海渡が3位表彰台獲得

開幕戦カタールGP決勝レース(周回数:18ラップ)は6日、ルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、序盤からグループを引っ張っていた3番グリッドのアンドレア・ミニョがキャリア初優勝を挙げた2017年6月の第6戦イタリアGP以来83戦ぶりに優勝を挙げ、レギュラー参戦8年目を迎えたキャリアで初めてポイントリーダーに飛び出した。

気温27度、路面温度41度のドライコンディションの中、6番グリッドのセルジオ・ガルシアは、オープニングラップの7コーナーで8番グリッドのカルロス・タタイと接触したことから、5ラップ目にロングラップペナルティが科せられたが、トップグループを追い上げて優勝争いを展開すると、0.037秒差の2位に入り、昨年11月の最終戦バレンシアGPに続き、2戦連続の2位を獲得。

11番グリッドの鳥羽海渡は0.573秒差の3位に入り、昨年6月の第8戦ドイツGP以来11戦ぶり4度目の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのデニス・オンジュは0.594秒差の4位。5番グリッドのジョン・マックフィーは5位。18番グリッドのディエゴ・モレイラは新人勢の最高位となる6位。

公式予選2の低速走行とストレート走行中の急激な移動によりペナルティが科せられた28番グリッドのデニス・フォッジャは、3ラップ目と4ラップ目に2度のロングラップペナルティを消化した後、1.951秒差の7位まで挽回すれば、27番グリッドのイサン・グエバラは3ラップ目にロングラップペナルティの後に2.545秒差の8位。

4番グリッドの山中琉星は2.742秒差の9位。10番グリッドのチャビエル・アルティガスがトップ10入り。

ポールポジションの佐々木歩夢は、ホールショットを決めてトップを快走。10ラップ目には後続とのアドバンテージを3.419秒差まで広げたが、11ラップ目にハイサイドから転倒しそうになり、何とか堪えて走行を続けたが、技術的な問題が原因で13ラップ目にリタイアを決断。

最後尾29番グリッドの鈴木竜生は、3ラップ目にロングラップペナルティを消化した後の4ラップ目の15コーナーで転倒を喫してリタイアを強いられた。

RESULTS

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