公式予選:ファビオ・クアルタラロがポールポジションを奪取

プラマックの両雄マルティンとザルコが1列目を獲得、マルケス兄が2度の転倒、中上24番手

 

第2戦インドネシアGP公式予選は19日、プルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、レースシミュレーションのフリー走行4で最速ペースを刻んでいたフリー走行総合1番手のファビオ・クアルタラロが初日のフリー走行2に続き週末2度目のトップタイムをマーク。昨年6月の第7戦カタルーニャGP以来13戦ぶり、今季初めてのポールポジションを奪取した。

ドゥカティ5台がトップ9入り
気温30度、路面温度42度のドライコンディションの中、フリー走行総合4番手のホルヘ・マルティンは0.213秒差の2番手。昨年11月の最終戦バレンシアGPから3戦連続の1列目を維持すれば、フリー走行総合3番手のヨハン・ザルコは0.311秒差の3番手を維持。昨年7月の第8戦ドイツGP以来12戦ぶりに1列目を獲得。

フリー走行総合5番手のエネア・バスティアニーニは0.437秒差の5番手。フリー走行総合21番手のフランチェスコ・バグナイアは公式予選1で1番手、公式予選2で0.440秒差の6番手。フリー走行総合6番手のジャック・ミラーは0.647秒差の9番手。

KTM2台がトップ7
フリー走行総合8番手のブラッド・ビンダーは、0.366秒差の4番手。プレミアクラスでのベストグリッドを獲得すれば、フリー走行総合9番手のミゲール・オリベイラは、0.499秒差の7番手に進出。

フリー走行総合10番手のアレックス・リンスは、0.515秒差の8番手。フリー走行総合7番手のアレイシ・エスパルガロは、6ラップ目の10コーナーで今季初転倒を喫して0.656秒差の10番手。

ファビオ・ディ・ジャンアントニオが新人勢1番乗り
フリー走行総合14番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、公式予選1で2番手。新人勢の中で誰よりも早く公式予選2に進出すると、0.762秒差の11番手に進出。

フリー走行4で2番手に進出したフリー走行総合15番手のマルコ・ベツェッキは、6ラップ目の16コーナーで今季2度目の転倒を喫して4番手。フリー走行総合17番手のラウール・フェルナンデェス、フリー走行総合18番手のレミー・ガードナーが続き、フリー走行総合23番手のダーリン・ビンダーは13番手。

フランコ・モルビデリにペナルティ
レースシミュレーションとなるフリー走行4でタイムアタックの予行練習を実行して1番手に進出したフリー走行総合2番手のフランコ・モルビデリは、今季2度目の転倒を喫して1.269秒差の12番手だったが、フリー走行3で正しくスタート練習の手順に従わなかったことから、グリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられた。

ホンダ勢の最高位は15番手
フリー走行総合22番手のマルク・マルケスは、昨年9月の第14戦サンマリノ&リビエラ・デ・リミニGP以来となる公式予選1の5ラップ目13コーナー、7ラップ目12コーナーで連続転倒を喫して0.611秒差の5番手。

5週間前のオフィシャルテストで総合1番手に進出したフリー走行総合19番手のポル・エスパルガロは、オフィシャルタイヤサプライヤーのミシュランが今週末に供給した新しいカーカスのタイヤに上手く順応できずに6番手。フリー走行総合16番手のアレックス・マルケスは9番手。

ホンダ勢が公式予選2に1人も進出できなかったのは、2020年9月の第7戦サンマリノ&リビエラ・デ・リミニ以来28戦ぶり。

ホンダ勢が公式予選2に1人も進出できなかったのは、2020年9月の第7戦サンマリノ&リビエラ・デ・リミニ以来28戦ぶり。

8人のチャンピオンが出走した公式予選1
フリー走行総合24番手のルカ・マリーニは、2番手から0.035秒差の3番手。フリー走行総合11番手のアンドレア・ドビツィオーソは7番手。フリー走行総合20番手のジョアン・ミルは、9ラップ目に今季初転倒を喫して8番手。フリー走行総合13番手のマーベリック・ビニャーレスは10番手。

明日の決勝レースは、日本時間13時00分スタート。

RESULTS

 

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