第8戦アラゴンGPの決勝レース(周回数19ラップ)は、6月8日現地時間12時15分からモーターランド・アラゴンで行われ、3番グリッドのデニス・オンジュが13ラップ目トップに飛び出してレースをリード。最終ラップにポジションを譲ったが、フィニッシュライン直前で逆転に成功し、中量級25戦目でトルコ史上初となる優勝を挙げ、総合11位から7位に浮上した。
気温24度、路面温度45度のドライコンディションの中、ポールポジションのディオゴ・モレイラは終盤にコンマ9秒差のデニス・オンジュを追走すると最終ラップ1番手に飛び出したが最後の最後に逆転を許して0.003秒差の2位。2戦連続の2位。
0.003 🤏@denizoncu53 and Diogo Moreira gave us the closest #Moto2 finish ever 🙌#AragonGP 🏁 pic.twitter.com/FDQc3tuG7R
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) June 8, 2025
2番グリッドのバーリー・バルトゥスは、2ラップ目にキャリアで初めてレースをリード。終盤に優勝争いから遅れて1.949秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、今季3度目の表彰台を獲得すれば、前戦イギリスGPで初優勝を挙げた13番グリッドのセナ・アギウスは4位。7番グリッドのフィリップ・サラッチは今季の最高位となる5位。
4番グリッドのアロン・カネトは6.275秒差の6位。9番グリッドのジョー・ロバーツは今季の最高位となる7位。15番グリッドのマルコス・ラミレスは8位。
18番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは1ラップ目15番手、5ラップ目12番手、7ラップ目10番手、13ラップ目には7番手まで挽回したが、9.296秒差の9位。10番グリッドのアロンソ・ロペスは10位。
25番グリッドの國井勇輝は36.701秒差の22位。デビュー戦となった27番グリッドのナカリン・アティラプワパは1分42秒差の24位完走。
5番グリッドのダニエル・オルガドは1ラップ目の12コーナーで転倒。外側に位置していたチームメイト、6番グリッドのダビド・アロンソに激突して2人が転倒リタイア。21番グリッドの佐々木歩夢は18番手走行中の14ラップ目に転倒。
DISASTER for the @asparteam riders 😱
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) June 8, 2025
David Alonso and @daniholgado96 are OUT ❌#AragonGP 🏁 pic.twitter.com/CYgnCAR68O
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのマヌエル・ゴンザレスは7ポイントを加算。総合2位アロン・カネトは10ポイントを稼ぎ、ポイント獲得数でポイントリーダーに並んだが優勝数で総合2位にとどまり、総合5位ディオゴ・モレイラは28ポイント差の総合3位に浮上。総合3位ジェイク・ディクソンは総合5位に後退した。
RESULTS