決勝レース:チェレスティーノ・ヴィエッティが今季2勝目

イデミツ・ホンダ・チーム・アジアのソムキアット・チャントラと小椋藍が表彰台獲得

第3戦アルゼンチンGP決勝レース(周回数23ラップ)は3日、テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、6番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティが開幕戦カタールGPに続き、今季2勝目を挙げた。

気温24度、路面温度42度のドライコンディションの中、7番グリッドのソムキアット・チャントラは、11ラップ目にトップの座を奪う快走を見せて1.538秒差の2位。キャリア初優勝を挙げた2週間前の前戦インドネシアGPから2戦連続の表彰台を獲得すれば、8番グリッドの小椋藍は、ゴールラインまで繰り広げられた3位争いに競り勝ち、昨年8月の第11戦オーストリアGP以来9戦ぶりに表彰台を獲得。

チームメイトのチャントラと小椋が一緒に表彰台に並んだのは、6年前の2016年9月に中国の珠海国際サーキットで開催されたイデミツ・アジア・タレント・カップの第4戦中国大会の第1レース以来。

2013年から参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、10年目で初めてダブルポディウムを獲得し、チーム部門で初めて総合1位に浮上。同時に『Road to MotoGP』のプログラム出身者が中量級の表彰台に2人が並んだのも初めて。

12番グリッドのアロン・カネトは、5.880秒差の4位。5番グリッドのジェイク・ディクソン、3番グリッドのトニー・アルボリーノ、17番グリッドのペドロ・アコスタ、4番グリッドのアルベルト・アレナス、9番グリッドのボ・ベンスナイダー、11番グリッドのサム・ロウズがトップ10入り。

10番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは、スタート直後の1コーナーで転倒した他車との接触を回避するため、オーバーランを強いられたことから最後尾まで後退した後、14位まで挽回して初ポイントを獲得。29番グリッドのケミン・クボは19位。

ウォームアップ走行で週末4度目のトップタイムをマークしたポールポジションのフェルミン・アルデグエルは、2番手走行中の7ラップ目13コーナーでイン側からのオーバーテイクを狙った際に他車と接触して転倒リタイア。2番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスはスタートで出遅れ、1コーナーの進入で前を走るライダーの後輪に接触して転倒した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのチェレスティーノ・ヴィエッティが25ポイントを加算すれば、総合2位のアロン・カネトは9ポイント差から21ポイント差にギャップが広がり、総合4位のソムキアット・チャントラは3位、総合6位の小椋藍は4位に浮上した。

RESULTS

 

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