決勝レース:トニー・アルボリーノが中量級で初優勝

小椋藍が11番グリッドから2位、チェレスティーノ・ヴィエッティとアロン・カネトは転倒

第4戦アメリカズGP決勝レース(周回数18ラップ)は10日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、4番グリッドのトニー・アルボリーノが1ラップ目に2番手、8ラップ目にトップに躍り出て、中量級22戦目で初優勝を挙げた。

気温24度、路面温度35度のドライコンディションの中、11番グリッドの小椋藍は1ラップ目に7番手、5ラップ目に4番手、12ラップ目には2番手に浮上。3.439秒差の2位に入り、昨年8月の第11戦オーストリアGP以来となるベストリザルト、前戦アルゼンチンGPから2戦連続の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのジェイク・ディクソンは4.787秒差の3位でフィニッシュし、中量級49戦目で初の表彰台を獲得した。

13番グリッドのマルセル・シュロッターは、今季の最高位となる4位に進出。7番グリッドのホルヘ・ナバーロは、フリー走行3で黄旗の警告を尊重せずに転倒したことから科せられたロングラップペナルティを4ラップ目に消化して今季初めてトップ5入り。

15番グリッドのジェリミー・アルコバ、12番グリッドのボ・ベンスナイダー、16番グリッドのジョー・ロバーツ、18番グリッドのアウグスト・フェルナンデェス、20番手グリッドのバーリー・バルトゥスがトップ10入り。

ポールポジションのキャメロン・ボビエは、地元で自己最高位となる4番手を走行中の最終ラップ16コーナーで転季2度目の転倒。

開幕戦カタールGPと第3戦アルゼンチンGPで優勝を挙げた2番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、2番手走行中の5ラップ目6コーナーで週末2度目の転倒。3番グリッドのアロン・カネトは、中量級初優勝に向けて1番手を走行中の8ラップ目7コーナーで今季3度目の転倒。10番グリッドのペドロ・アコスタは、4ラップ目の3コーナーで今季7度目の転倒。

1ラップ目の12コーナーで多重クラッシュが発生。ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した8番グリッドのフェルミン・アルデグエル、9番グリッドのサム・ロウズ、17番グリッドのソムキアット・チャントラ、22番グリッドのゾンタ・ファン・デン・グールベルク、24番グリッドのガブリエル・ロドリゴが転倒リタイアした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのチェレスティーノ・ヴィエッティがポジションを維持したが、総合4位の小椋藍が14ポイント差の2位に浮上。総合6位のトニー・アルボリーノは16ポイント差の3位に浮上した。

RESULTS

 

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