『Moto3™クラス』プレビュー~フォッジャを止めるのは誰か?

ガルシア、ミニョ、グエバラ、マシア、佐々木、鳥羽、鈴木らがポイントリーダーに挑戦

第5戦ポルトガルGPは、今週末にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催。前戦アメリカズGPで2戦連続2位を獲得したデニス・フォッジャが2年前の11月に2位、昨年4月に2位、11月に接触転倒、今年2月のオフィシャルテストで総合1番手に進出した当地でライバルたちの挑戦に受けて立ち、4戦連続のトップ2を狙う。

頭一つ抜け出したデニス・フォッジャに挑むのは、今季初転倒リタイアを喫して16ポイント差に引き離された総合2位セルジオ・ガルシア、2度目の表彰台を獲得した総合3位アンドレア・ミニョ、2度のロングラップペナルティ後に7位まで挽回した総合4位イサン・グエバラ、安定したリザルトを積み重ねる総合5位デニス・オンジュ、初優勝を挙げた総合6位ジャウメ・マシア

優勝、表彰台に挑む日本勢の筆頭は、今季最初の2連戦で3位と4位を獲得して総合8位に浮上した佐々木歩夢。2月のオフィシャルテストでは、ロングランを試して総合4番手に進出すれば、総合9位の鳥羽海渡は比較的に得意ではないトラックで自己ベストを更新して総合10番手。本来のパフォーマンスを徐々に取り戻してきた印象がある総合12位の鈴木竜生は総合6番手に進出。

昨年の『レッドブル・ルーキーズ・カップ』でチャンピオンに輝いたダビド・アロンがセルジオ・ガルシアとイサン・グエバラのチームメイトとしてワイルドカード参戦。

新人勢の注目は、総合13位ディオゴ・モレイアと総合14位ダニエル・オルガド。『レッドブル・ルーキーズ・カップ』と『Moto3™ジュニア世界選手権』の参戦で当地でのレース経験がある。

昨年の『レッドブル・ルーキーズ・カップ』でチャンピオンに輝いたダビド・アロンソがセルジオ・ガルシアとイサン・グエバラのチームメイトとしてワイルドカード参戦。

トレーニングアクシデントが原因で椎骨を骨折したことから第2戦インドネシアGPから3戦連続の欠場を強いられたジョン・マックフィーが復帰を予定。前戦の転倒で右手舟状骨を骨折したアルベルト・スーラは次戦スペインGPまでの2連戦に欠場する。

決勝レースは24日11時20分、日本時間19時20分にスタート。

過去のリザルト
2021年11月
優勝: ペドロ・アコスタ(KTM)
2位: アンドレア・ミニョ(ホンダ)
3位: ニッコロ・アントネッリ(KTM)
2021年4月
優勝: ペドロ・アコスタ(KTM)
2位: デニス・フォッジャ(ホンダ)
3位: アンドレア・ミニョ(ホンダ)
2020年11月
優勝: ラウール・フェルナンデェス(KTM)
2位: デニス・フォッジャ(ホンダ)
3位: ジェリミー・アルコバ(ホンダ)

タイムスケジュール
4月22日(金)
09時00分(17時00分):フリー走行1(40分間)
13時15分(21時15分):フリー走行2(40分間)
4月23日(土)
09時00分(17時00分):フリー走行1(40分間)
12時35分(20時35分):公式予選1(15分間)
13時00分(21時00分):公式予選2(15分間)
4月24日(日)
09時20分(17時20分): ウォームアップ走行(10分間)
11時20分(19時20分): 決勝レース(21ラップ)

 

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第5戦ポルトガルGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信。時差で生中継を見逃しても、オンデマンドを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能