フリー走行1:スズキが初の1-2番手発進!

トップ9がコンマ5秒以内、トップ16がコンマ8秒以内、トップ19が1秒以内に接近

第6戦スペインGPフリー走行1は29日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、総合6位ジョアン・ミルが4度のランで前後ともタイヤを履き替えずに18ラップを周回し2021年4月の第2戦ドーハGP公式予選1以来、エントリー全員が出走したセッションでは2020年11月の第13戦ヨーロッパGPウォームアップ走行以来、フリープラクティスでは2020年8月の第6戦スティリアGPフリー走行3以来となるトップタイムをマーク。プレミアクラス55戦目で初めて1番手発進を決めた。

『MotoGP™』で初のトップ2スタート
気温28度、路面温度34度。昨日の雨で路面の一部が濡れたドライコンディションの中、総合2位アレックス・リンスは3度のランで21ラップを周回して0.025秒差の2番手。チーム部門で総合1位、コンストラクター部門で総合3位に進出するスズキが『MotoGP™クラス』で初めて1番手2番手発進。

アレックス・マルケスがベストスタート
総合17位アレックス・マルケスは、3度のランで21ラップを周回して0.174秒差の3番手。今季のベストスタートを切れば、総合18位中上貴晶は、2度のランでタイヤを履き替えずに0.264秒差の6番手。

総合12位ポル・エスパルガロは0.327秒差の8番手。総合11位マルク・マルケスは0.612秒差の11番手。今季2度目の参戦となるステファン・ブラドルは20番手。

アプリリア好発進
総合3位アレイシ・エスパルガロは、3度のランでタイヤを履き替えずに0.232秒差の4番手。総合14位マーベリック・ビニャーレスは0.433秒差の9番手。2戦連続参戦のロレンソォ・サバドーリは23番手。

KTMの最高位はブラッド・ビンダーの7番手
総合7位ブラッド・ビンダーは、3度のランで19ラップを周回して0.308秒差の7番手。総合8位ミゲール・オリベイラ0.797秒差の16番手。総合22位レミー・ガードナーは1.506秒差の21番手。前戦の公式予選1で転倒したラウール・フェルナンデェスは、強打した右手の状態が良くないことから欠場。

ファビオ・クアルタラロが転倒
前戦ポルトガルGPで今季初優勝を挙げ、ポイントリーダーに浮上したファビオ・クアルタラロは、8ラップ目の13コーナーでウェットパッチを踏んで今季2度目の転倒を喫したが、2度のランで19ラップを周回して0.245秒差の5番手。総合15位フランコ・モルビデリは0.785秒差の15番手。総合20位アンドレア・ドビツィオーソは0.988秒差の19番手。総合21ダーリン・ビンダーは3.158秒差の最後尾25番手。

ドゥカティ勢が2度のランを実行
総合9位ジャック・ミラーは、2度のランで21ラップを周回して0.560秒差の10番手。総合4位エネア・バスティアニーニは2度のランで0.672秒差の12番手。総合10位フランチェスコ・バグナイアは2度のランで0.704秒差の13番手。総合13位ホルヘ・マルティンは0.713秒差の14番手。総合5位ヨハン・ザルコは0.839秒差の17番手。

総合19位マルコ・ベツェッキは、最多の22ラップを周回して新人勢の最高位となる0.928秒差の18番手。総合16位ルカ・マリーニは1.555秒差の22番手。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは1.871秒差の24番手だった。

RESULTS

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