『FIM Enel MotoE™ World Cup（MotoE™ワールドカップ）』の開幕戦スペイン大会フリー走行１は２９日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、参戦２年目のミケール・ポンスがトップタイムをマークした。

気温１１度、路面温度１２度。昨日の雨の影響を受け、トラックの一部が濡れたドライコンディションの中、プレシーズンに２度目のオフィシャルテストを実施した当地で走行を開始すると、マッティア・カサデイが０.０２３秒差の２番手。

『世界耐久選手権』の第１戦ルマン２４時間で負傷したブラッドリー・スミスの代替として起用されることになったルーカス・トゥロビッチは、エネルジカ製の２０２２年型『EGO CORSA（エゴ・コルサ）』を初試乗ながら０.３６５秒差の３番手に進出。２年ぶりの復帰となるニッコロ・カネパと新人のケビン・マンフレディがトップ５入り。

ドミニケ・エガーターは６番手、大久保光は１１番手、ジョルディ・トーレスは１５番手。マッテオ・フェラーリは走行を見送った。

『Moto2™欧州選手権』のプライベートテストで負傷したチャビ・カルデルスの代役として急きょ招集されたイエライ・ルイスは最多９ラップを周回した。

RESULTAS