決勝レース:小椋藍が初優勝!

『Moto2™クラス』で富沢祥也、高橋裕紀、中上貴晶、長島哲太に続き、5人目の日本人勝者

第6戦スペインGP決勝レース(周回数23ラップ)は1日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、ポールポジションの小椋藍がホールショットを決め、レースの主導権を握ると1分42秒0台を一貫して刻み、中量級23戦目、キャリア通算60戦目で初優勝。

日本人ライダーとしては、2020年3月の開幕戦カタールGP(長島哲太)以来の優勝。2010年に始まった『Moto2™クラス』で5人目、中量級で20人目の勝者となり、日本が中量級で通算74勝目に到達した。

気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、前戦ポルトガルGPで左手首(橈骨)を骨折し、6日前に手術を受けた4番グリッドのアロン・カネトは2.509秒差の2位。4戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのトニー・アルボリーノは3.669秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。

9番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは4位。18番グリッドのマルセル・シュロッターは3戦連続のトップ5入り。

6番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは12.122秒差の6位。8番グリッドのボ・ベンスナイダー、14番グリッドのジョー・ロバーツ、12番グリッドのアルベルト・アレナス、13番グリッドのホルヘ・ナバーロがトップ10入り。

ウォームアップ走行で1番手に進出した3番グリッドのサム・ロウズは、4番手走行中の7ラップ目8コーナーで今季5度目の転倒。

7番グリッドのソムキアット・チャントラは、4番手走行中の8ラップ目9コーナーで今季6度目の転倒。

11番グリッドのジェイク・ディクソンは、7番手走行中の9ラップ目13コーナーで5番グリッドのフェルミン・アルデグエルをイン側から抜こうとした際に転倒。2人がリタイアすれば、10番グリッドのペドロ・アコスタは、1ラップ目の6コーナーで今季10度目の転倒。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのチェレスティーノ・ヴィエッティが10ポイントを加算。総合2位の小椋藍は34ポイント差から19ポイント差に接近した。

RESULTS

 

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