チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは11日、スペイン・アラゴン州政府との間でモーターランド・アラゴンでのグランプリ開催に関して、契約を更新したことを発表。契約期間は、2022年から2026年までの5年間。2022年の開催を含め、少なくても5年間で3度の開催が決定した。
アルトゥロ・アリガス(副知事兼モーターランド・アラゴン社長)
「この調印はサーキットに対するアラゴン州政府のコミットメントを証明します。この種のイベントを運営する上で、国際的な名声と経験の拡大を享受するサーキットであることを忘れることはできません。グランプリを開催することは、地域における経済活動の大きな後押しとなり、世界中にアラゴンのイメージを映し出す重要な影響を伴うことから、さらに前進する必要があります。」
「この調印により、アラゴンが2026年まで開催日程に表示されることが保証され、初開催以来の信頼に基づく合意です。」
カルロス・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「アラゴンでの開催を大変嬉しく思います。我々が経験した大変困難な2年間において、2020年の2回開催、2021年の開催を実現させるための支援は、シーズンを前進させる上で非常に重要でした。アラゴンが開催を望む限り、我々はアラゴンに来ます。いつでもアラゴンでの開催を望みます。」
ドルナスポーツとアラゴン州政府は、2019年9月に完成したモーターランド・アラゴンでのグランプリ開催に関して、2010年に初めて契約を締結。翌年に2011年から2016年までの6年契約、2016年には2017年から2021年までの5年契約を結び、今回の契約により、2026年までの開催が決定。初開催の2010年から13年連続14度目の開催となる2022年は、9月16日から18日にシーズン第16戦として開催が予定されている。
カタルーニャ&バレンシア
ドルナスポーツは2021年11月、スペイン・カタルーニャ州ビジネス労働省とバルセロナ-カタルーニャ・サーキットとの間で、2026年まで開催期間を延長し、5年間に最低3回の開催、最初の開催を2022年にすることで合意。
2020年1月には、スペイン・バレンシア州政府との間で、サーキット・リカルド・トルモで2026年まで開催期間を延長し、5年間に最低3回の開催、最初の開催を2022年にすることで合意していた。