『FIM JuniorGP™』~バレンシアで第2戦開催

サーキット・リカルド・トルモで開催されるバレンシア大会の全5レースを無料生中継配信

国際モーターサイクリズム連盟主催の『Finetwork FIM JuniorGP™(ジュニアGP™)』は、今週末にサーキット・リカルド・トルモで第2戦スペイン・バレンシア大会を開催。5月22日に『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』を2レース、『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』を2レース、『Hawkers European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』を1レース実施する。

『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship』
注目は、2018年から2年間『イデミツ・アジア・タレント・カップ』に参戦した後、2020年からジュニア・タレント・チーム傘下のアストラ・ホンダ・レーシング・チームに所属する21歳のタイ人ライダー、タチャコーン・ブアジー。開幕戦ポルトガル・エストリル大会では自己最高位の3番グリッドからタイ人ライダーとして史上初優勝を達成。ポイントリーダーとして、将来の『Moto3™クラス』昇格を目指すライバルたちの挑戦を受ける。

第7戦フランスGPに負傷代役として招集されたホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)、第4戦アメリカズGPから3戦連続して代替参戦したダビデ・サルバドール(スペイン)、第5戦ポルトガルGPにワイルドカード参戦したダビド・アロンソ(コロンビア)、『ヨーロピアン・タレント・カップ』から昇格したデビューレースで5位を獲得したアドリアン・クルセス(スペイン)、第5戦ポルトガルGPから2戦連続して負傷代役に指名されたアズマン・シャリフディン(マレーシア)らポイントリーダーに挑戦する。

日本からは、内海孝太郎(うちうみこうたろう)と濱田寛太(はまだけんた)が参戦。完走を目指す。

『Moto2™ European Championship』
タイトル争いの本命に挙げられていたアロンソ・ロペス(スペイン)が『Moto2™クラス』に昇格することが決まり、混乱なシーズンになることが予想されたが、開幕戦では、『Moto2™欧州選手権』に専念するルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)がポールポジションから2レース連続して独走優勝。

その開幕戦で脚光を浴びたのは、セナ・アジウス(オーストラリア)。2018年に『イデミツ・アジア・タレント・カップ』に参戦した後、2019年から『ジュニアGP™世界選手権』に参戦したヤングライダーは、デビュー戦で2番グリッドから連続2位を獲得。

アロンソ・ロペスの代替に指名され、急きょ出走することになった『スーパーストック600』王者で、今シーズンは『MotoE™ワールドカップ』に参戦するアレイシ・エスクリチ(スペイン)は、テストなしのぶっつけ本番となったデビュー戦で6番グリッドから3位と7位。セナ・アジウスと共に、どこまでパフォーマンスを向上させることができるのか注目が集まる。

『Hawkers European Talent Cup』
開幕戦では、元軽量級王者ニコラス・テロールの指導を受け、アスパル・ジュニア・チームに所属する参戦2年目のジョエル・エステバン(スペイン)がポールポジションから2レース連続して独走優勝。チームのホームレースで連続優勝を狙う。

無料生中継
オフィシャルユーチューブチャンネルでは、5月22日10時50分、日本時間17時50分から全5レースを生中継配信。

ユーチューブライブ

 

VideoPass(ビデオパス)』では、第7戦フランスGPの決勝レースを再生無制限のオンデマンドで配信