BK8・グレシーニ・レーシングは、第20戦マレーシアGPのティソ・スプリントとグランプリレースで、アレックス・マルケスが2位と1位、フェルミン・アルデグエルが7位と転倒。週末に37ポイントを加算したことから、インディペンデントチーム部門において、総合2位ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームとのポイント差が146に拡大。初めてインディペンデントチームのタイトルを獲得し、チーム部門の総合2位も決定した。
スパニッシュデュオの躍進
起用3年目のアレックス・マルケスは、第18戦インドネシアGPでインディペンデントライダーのタイトルを獲得。第20戦マレーシアGPのティソ・スプリントで総合2位の座が決定すれば、起用1年目のフェルミン・アルデグエルはルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを奪取。
2002年以降、グレシーニ・レーシング所属のライダーがインディペンデントライダー部門を制したのは初めて。総合2位は2003年と2004年のセテ・ジベルナウ、2005年のマルコ・メランドリ以来4度目。ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門は2002年の加藤大治郎以来2度目。チーム部門の総合2位は2004年以来2度目。
アレックス・マルケスは、第21戦ポルトガルGPと最終戦バレンシアGPの公式予選で40ポイント以上を稼げば、年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』のタイトルを逆転で獲得する。
インディペンデントチーム部門タイトルリスト
2024: プリマ・プラマック・レーシング(チーム部門総合2位)
2023: プリマ・プラマック・レーシング(チーム部門総合1位)
2022: プリマ・プラマック・レーシング(チーム部門総合4位)
2021: プラマック・レーシング(チーム部門総合4位)
2020: ペトロナス・ヤマハ・SRT(チーム部門総合2位)
2019: ペトロナス・ヤマハ・SRT(チーム部門総合4位)
2018: アルマ・プラマック・レーシング(チーム部門総合5位)