ルカ・マリーニ&マルコ・ベツェッキ、ヴィエッティの将来は?

ムーニー・VR46・レーシング・チームのチームマネージャーが継続起用の希望を表明

オフィシャルポッドキャスト『LAST ON THE BRAKES(ラスト・オン・ザ・ブレーキ)』は、5月31日にエピソード08を公開。招待を受けた『Mooney VR46 Racing Team(ムーニー・VR46・レーシング・チーム)』のチームマネージャー、パブロ・ニエトは、チームのホームグランプリとなった第8戦イタリアGPで主役に躍り出て、今季の最高位を獲得したルカ・マリーニマルコ・ベツェッキのパフォーマンスを評価した後、チームと直接契約を締結する2人の将来に関して、継続起用する意向を表明した。

「我々のライダーたちにとって、我々と共に継続参戦することを願います。我々は大変良いチームを作り上げています。ライダーが独自のグループを所有することは重要であり、例えば、マルコは、素晴らしい仕事をしているマッテオ・フラミニと共に素晴らしいチームを作り上げています。」

「マッテオがエレクトリックエンジニアからクルーチーフに昇格したことを理解する必要があり、彼らはチームを築き上げています。これはライダーにとって最も重要なことの1つであり、ライダーが移籍して、1年ごとに変わるのは、良いことではないと思います。哲学の変更でもあることから、ライダーにとっては良くないことです。」

「最低でも、全てのスタッフたちと2~3年一緒にいなければいけません。我々は彼のために素晴らしい仕事をしています。彼はとても幸せだと思います。幸せであれば、我々と共に参戦を続けるでしょう。本当に速いライダーになり始めていることから、全てのメーカーが起用を望むライダーの1人になることを知っています。これは重要なことです。あるメーカーが我々のところに来て、来年マルコが欲しいと言ってくれることを望みます。それがいつになるのか分かりませんが、現時点で、彼は我々と続けなければいけないと思います。」

「ルカにも同じことが言えます。彼には、バレンティーノ・ロッシと2年間一緒に働き、クルーチーフとして経験があるダビド・ムニョスがいます。チーム全員が一緒に成長していることが重要であり、来年には結果が出なければいけません。今年我々が達成した全ての結果は、我々以上に良くしたいと望む人は誰もいないからです。」

「我々は情熱があるから、素晴らしい仕事しています。これを続けなければいけません。ライダーたちは、そのことを知っています。彼らが我々と一緒に走り続けることを期待します。」

Luca Marini, Marco Bezzecchi, Mooney VR46 Racing Team, Gran Premio d’Italia Oakley

中量級でポイントリーダーに進出するチェレスティーノ・ヴィエッティの将来に関しては、近日中に検討を開始する。

「チェレスティーノに関しては、チャンピオンシップを争っていることから、(将来に関して)言うことは難しいです。最終的にチャンピオンとなれば、プレミアクラスに昇格することにトライしなければいけませんが、現時点では、レース毎に進むべきです。数戦後から将来について、話しを始めなければいけませんが、現時点で、彼の将来に関して話題にしていません。」

2022年シーズンにおいて、ファクトリーではなく、インディペンデントチームと直接契約を結ぶのは、ルカ・マリーニマルコ・ベツェッキファビオ・ディ・ジャンアントニオの3人。ルカ・マリーニとマルコ・ベツェッキは、2023年末までヤマハと契約するフランコ・モルビデリ、2024年末までドゥカティとの契約を延長したフランチェスコ・バグナイアと共に所属先の『VR46』がマネジメントする。

Celestino Vietti, Mooney VR46 Racing Team, Red Bull Grand Prix of the Americas

 

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第9戦カタルーニャGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信