決勝レース:イサン・グエバラが今季2勝目

ムニョス2戦目2位、鈴木2戦連続表彰台、鳥羽&山中転倒後完走、古里転倒リタイア

第9戦カタルーニャGP決勝レース(周回数21ラップ)は5日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、前戦イタリアGPの決勝レースで最終ラップにトラックリミットを超えたことから優勝を逃した3番グリッドのイサン・グエバラが終盤にライバルたちを引き離し、第6戦スペインGPに続き、ホームレースで今季2勝目を挙げた。

気温27度、路面温度42度のドライコンディションの中、21日前の5月15日に最低出走年齢の16歳に達した20番グリッドのダビド・ムニョスは、1.975秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、参戦2戦目で表彰台を獲得。

10番グリッドの鈴木竜生は1.985秒差の3位に入り、前戦イタリアGPから2戦連続の表彰台を獲得。

7番グリッドのセルジオ・ガルシアは2.036秒差の4位。2番グリッドのデニス・オンジュ、18番グリッドのカルロス・タタイ、11番グリッドのジョン・マックフィー、14番グリッドのジャウメ・マシア、24番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、21番グリッドのチャビエル・アルティガスがトップ10入り。6番グリッドのリッカルド・ロッシは11位。

8番グリッドの鳥羽海渡は序盤に16番手まで後退したが、7番手まで浮上した直後の17ラップ目10コーナーで今季10度目の転倒を喫した後、レースに戻って15位。4番グリッドのロレンソォ・フェロンは、トラックリミットによるロングラップペナルティが科せられて20位。

5番グリッドの山中琉星は、9ラップ目の10コーナーで前に位置していた16番グリッドのダビド・サルバドールと接触。アウト側に位置していた17番グリッドのダニエル・オルガドが巻き込まれる形で3人が転倒。山中はレースを継続して21位。22番グリッドの古里太陽は、9ラップ目の10コーナーで今季5度目の転倒を喫して今季初のリタイア。

ポールポジションのデニス・フォッジャは、トップグループで走行中の7ラップ目に技術的な問題が発生してリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのセルジオ・ガルシアが13ポイントを加算。総合2位イサン・グエバラは、28ポイント差から16ポイント差まで挽回。総合3位ジャウメ・マシアは、42ポイント差から47ポイント差、総合4位デニス・フォッジャは2戦連続のリタイアで、42ポイント差から55ポイント差にギャップが広がった。

RESULTAS

 

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