決勝レース:イサン・グエバラが独走優勝

佐々木歩夢4位、鈴木竜生5位、古里太陽17位、鳥羽海渡20位、山中琉星リタイア

第10戦ドイツGP決勝レース(周回数27ラップ)は19日、ザクセンリンクで行われ、ウォームアップ走行で週末4度目の1番時計を刻んだポールポジションのイサン・グエバラがホールショットを決めた後、レースの主導権を握り、独走で2戦連続3勝目を挙げた。

気温32度、路面温度42度のドライコンディションの中、2番グリッドのデニス・フォッジャは4.853秒差の2位。2戦連続の転倒リタイアを喫した後に第4戦アメリカズGP以来6戦ぶり4度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドのセルジオ・ガルシアは4.964秒差の3位に入り、2戦ぶり6度目の表彰台を獲得。

負傷からの復帰戦となった4番グリッドの佐々木歩夢は5.941秒差の4位。今季5度目のトップ4入りを果たせば、5番グリッドの鈴木竜生は9.081秒差の5位に入り、4戦連続5度目のトップ5。

3番グリッドのダニエル・オルガドは6位。自己最高位に進出すれば、24番グリッドのデニス・オンジュは、ジャンプスタートが原因でダブルロングラップペナルティが科せられ、5ラップ目と6ラップ目に消化したが7位まで挽回。14番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、7番グリッドのダビド・ムニョス、26番グリッドのイバン・オルタラがトップ10入り。12番グリッドのアンドレア・ミニョは11位。18番グリッドのジャウメ・マシアは12位。

20番グリッドの古里太陽は6人による13位争いを繰り広げて17位。13番グリッドのジョン・マックフィーは、1コーナーで発生したアクシデントが原因でコースアウトを強いられた後に19位。

27番グリッドの鳥羽海渡は、ジャンプスタートでダブルロングラップペナルティが科せられて、8ラップ目と9ラップ目に消化して20位。6番グリッドの山中琉星は、前戦カタルーニャGP以来のインシデントが原因で3ラップ目にロングラップペナルティを消化した後、5ラップ目に他車との接触で弾き出される形でコースアウトを喫し、14ラップ目に技術的な問題が発生してリタイア。17番グリッドのカルロス・タタイは、スタート直後に1コーナー手前で15番グリッドのリッカルド・ロッシに追突。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのセルジオ・ガルシアが16ポイントを加算。総合2位イサン・グエバラは25ポイントを稼ぎ、16ポイント差から7ポイント差に接近。総合4位デニス・フォッジャは51ポイント差の3位に再浮上した。

RESULTAS

 

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