『MotoE™ World Cup』~エリック・グラナド波乱制す

天候不順、スタート遅延、周回数短縮、転倒、赤旗、ハーフポイントの決勝レース2

FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』の第4戦オランダ大会決勝レース2は26日、TT・サーキット・アッセンで行われ、2番グリッドのエリック・グラナドが優勝。2連勝を挙げた開幕戦スペイン大会以来6レースぶり3勝目を挙げた。

レース前に雨が降ったことから遅延となり、グリッド上で再び雨が降り、ウォームラン中に赤旗が提示されたが、定刻より29分遅れでスタートすると、3ラップ目の5コーナーで5番手を走行していた5番グリッドのミケール・ポンスが転倒。9番グリッドのマルク・アルコバは横転したポンス車に激突したことから赤旗中断。

スタート遅延によりレース周回数が8ラップから6ラップに短縮されていたが、3ラップ目の順位が最終結果となり、ポールポジションのドミニケ・エガーターは0.270秒差の2位。6レース連続7度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのマッティア・カサデイは0.556秒差の3位に入り、2レース連続5度目の表彰台を獲得。18番グリッドの大久保光は、9.943秒差の11位で完走した。

周回数が半分だったことから、ポイントも半分となり、ポイントリーダーのドミニケ・エガーターは10ポイントを加算。総合2位エリック・グラナドは12.5ポイントを加算して、31.5ポイント差に詰めた。

次戦は、レッドブルリンクで第5戦オーストリア大会を開催。8月19日にフリー走行と公式予選、20日に決勝レース1、21日に決勝レース2が行われる。

RESULTAS

Marc Alcoba, Miquel Pons, Motul TT Assen

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意識調査

 

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