決勝レース:佐々木歩夢が初優勝!

イサン・グエバラ2位、セルジオ・ガルシア3位、鈴木竜生4位、山中琉星8位、鳥羽海渡10位

第11戦TTアッセン決勝レース(周回数22ラップ)は26日、TT・サーキット・アッセンで行われ、ポールポジションの佐々木歩夢がグループ内で戦況を観察した後、終盤に前に出て、キャリア95戦目で初優勝。日本人ライダーとしては、1994年辻村猛、1999年東雅雄、2000年の宇井陽一以来22年ぶり4人目の優勝を挙げ、チームオーナーのレジェンド、マックス・ビアッジに優勝という誕生日プレゼントを贈った。

気温20度、路面温度27度のドライコンディションの中、ホールショットを決めてレースをリードした3番グリッドのイサン・グエバラは0.314秒差の2位。第6戦スペインGPから6戦連続7度目の表彰台を獲得すれば、18番グリッドのセルジオ・ガルシアは0.392秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台。ガスガス・アスパル・チームが2戦連続4度目のダブルポディウムを達成。

2番グリッドの鈴木竜生は0.399秒差の4位。5戦連続のトップ5入りを果たせば、9番グリッドのチャビエル・アルティガスは5位。

ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ12番グリッドのダニエル・オルガドは、3ラップ目にロングラップペナルティを消化して6位。14番グリッドのステファノ・ネパは7位。

13番グリッドの山中琉星は12.225秒差の8位。17番グリッドのデニス・オンジュは9位。20番グリッドの鳥羽海渡は12.368秒差の10位まで挽回。

23番グリッドのカルロス・タタイは、2ラップ目と6ラップ目にダブルロングラップペナルティを消化し、トラックリミットを超えたことから3秒加算のペナルティが科せられて14位。27番グリッドのマリオ・アジは18位。26番グリッドの古里太陽は、17コーナーのショートカットによるロングラップペナルティを9ラップ目に消化して21位。

5番グリッドのデニス・フォッジャは、トップグループ内で走行中の18ラップ目2コーナーで今季3度目の転倒。

4番グリッドのダビド・ムニョスは、4番手走行中の最終ラップ9コーナーで3番手に浮上しようとイン側から進入した際に今季初転倒。3番手に位置していた6番グリッドのジャウメ・マシアに激突すれば、6番手を走っていた11番グリッドのジョン・マックフィーが同じコーナーで週末2度目、今季3度目の転倒。

チャンピオンシップは、総合1位セルジオ・ガルシアが16ポイントを加算。総合2位イサン・グエバラは7ポイント差から3ポイント差に接近。初優勝を挙げた佐々木歩夢は総合6位から69ポイント差の4位に浮上した。

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