ヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハは28日、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター兼チームプリンシパルであるリン・ジャービスの声明を発表。『FIM MotoGP Stewards Panel(スチュワードパネル)』が第11戦TTアッセン決勝レース5ラップ目のレースアクシデントに対して、ファビオ・クアルタラロに第12戦イギリスGPの決勝レースでロングラップペナルティの罰則を科したことに失望した。
リン・ジャービス
「ファビオ・クアルタラロ、モンスターエナジー・ヤマハ、ヤマハは常に『MotoGP™』において、公平性とスポーツマンシップに努めてきました。『スチュワードパネル』がペナルティを適用する不平等を見て、我々は失望しています。」
モンスターエナジー・ヤマハは、以下の理由により、『スチュワードパネル』による日曜の決定に同意しません。
クアルタラロは5ラップ目の5コーナーでミスを犯したことを認めたが、モンスターエナジー・ヤマハは、これをレースインシデントと見なしている。
モンスターエナジー・ヤマハは、アレイシ・エスパルガロのレースに影響を及ぼしたことを認めるが、その影響の深刻さは推測の問題であり、『スチュワードパネル』が一貫性のない主観的な基準でレースインシデントの重大度を測定していると感じる。
2022年シーズン中に『スチュワードパネル』によってペナルティが適用される不一致は、『MotoGP™』の公平性とスチュワードの管轄権への信頼を損なう。『MotoGP™クラス』では、罰則されないままにされた、少なくても3つの重大なレースインシデントがあった(ライダーがレースからリタイアしたり、怪我をしたりするインシデント)。
リン・ジャービス
「日曜にTT・サーキット・アッセンで『スチュワードパネル』の決定を上訴しませんでしたが、この種のペナルティの議論や上訴は開かれていません。次に、原則として、『CAS(スポーツ仲裁裁判所)』でこの問題を提起したかったですが、同様にそのような問題は上訴することはできません。正確でバランスの取れた一貫した決定が最初に『スチュワードパネル』によって行われ、正しい合理的な時間枠内で実行されるべきであるのは、まさにこれらの理由によるものです。」
OFFICIAL STATEMENT BY LIN JARVIS FOLLOWING SUNDAY'S STEWARDS PANEL DECISION TO PENALIZE FABIO QUARTARARO AT THE BRITISH GP
— Monster Energy Yamaha MotoGP (@YamahaMotoGP) June 28, 2022
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