『British Talent Cup』~25年までの開催が決定

英国選手権を運営するプロモーターとの提携を延長。現行の大会形式を来年以降も維持

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツと英国選手権を運営するモータースポーツ・ビジョン・レーシングは10日、英国のヤングライダーたちにレースの機会を提供し、若手の発掘と育成を図る『Honda British Talent Cup(ホンダ・ブリティッシュ・タレント・カップ)』に関して、開催期間を2025年まで延長することで合意したと発表。

Road to MotoGP™』のプログラムとして、2018年に初開催したワンメイクカップは、2020年から英国選手権の軽量級として開催数を拡大。開催5年目の今季は、英国選手権の9戦と『MotoGP™世界選手権』第12戦イギリスGPの併催として全10戦を開催。今回の合意により、現行の大会形式が来年以降も継続されることになった。

ホンダの『NSF250R』を使用する大会から開催1年目に総合4位に進出したジョシュア・ワットリーと2年目にチャンピオンに輝いたスコット・オグデンは今季から『Moto3™クラス』へのレギュラー参戦を開始。初代王者ローリー・スキナーは、ホームレースとなった先週末の第12戦イギリスGPの『Moto2™クラス』に初参戦。次戦オーストリアGPも参戦を予定。

2021年総合2位のエディ・オシェイは『JuniorGP™(ジュニア世界選手権)』、2022年王者のケーシー・オーゴマンは『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』に昇格した。

今シーズンも将来有望なヤングライダーに対して、年齢を考慮し『Hawkers European Talent Cup(ホーカーズ・ヨーロピアン・タレント・カップ)』、『ジュニア世界選手権』、『レッドブル・ルーキーズ・カップ』のいずれかに昇格する機会が提供される。

 

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