KTMは19日、ホームグランプリとなる第13戦オーストリアGPの開催地レッドブルリンクで、グループ傘下の『GASGAS(ガスガス)』がプレミアクラスに初参戦するプロジェクトを発表。トライアル、エンデューロ、モトクロス、スーパークロスで数々の成功を収め、2年前から中量級と軽量級に参戦するアスパル・チームを支援してきたスペインのメーカーは、サテライトチームのテック3とのコラボを来シーズンから始め、赤と白のカラーリングで参戦することになった。
同時に、2017年から4年間起用したポル・エスパルガロを再度起用することを発表。31歳のスペイン人ライダーは、プレミアクラス1年目の2014年から3年間、テック3に所属した経験があり、7年ぶりに復帰することになった。
ピット・バイラー(KTMモータースポーツディレクター)
「ガスガスはウイニングブランドです。MXGP、スーパークロス、エンデューロ、ラリー等の競技で既に信じられないほどのパフォーマンスレベルに到達し、グランプリ、メインイベント、ワールドタイトル、総合優勝トロフィーを獲得してきました。我々にとって、比較的に新しいブランドであり、新しい目標でもあります。『ザ・レッド』をフォローするファンにストーリーを楽しんでもらえることを願います。」
「我々の強力なパートナーであるアスパル・チームのおかげで、ガスバスのバイクが『Moto2™』と『Moto3™』の上位に進出しているところを見ることができました。最終的に最も困難なクラスでも同じことが見られることができれば素晴らしいです。エルベ・ポンジャラルとテック3・ファクトリー・レーシングには、オープンマインドを維持してくれ、『GASGAS Factory Racing Team』になるための変更を本当にサポートしてくれたことに感謝します。それがエキサイティングかつディファレントだと思います。」