『MotoE™ World Cup』~ブラジル人ライダーが連勝

ドミニケ・エガーター対エリック・グラナドのタイトル争いは最終戦決着へ

FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』の第5戦オーストリア大会決勝レース2(周回数:7ラップ)は21日、レッドブルリンクで行われ、ポールポジションのエリック・グラナドが優勝。前戦オーストリア大会の決勝レース2から3レース連続5勝目を挙げ、最終戦となる次戦サンマリノ大会で逆転する可能性を残した。

気温21度、路面温度24度のドライコンディションの中、逆転を目指すチームメイトをサポートしたい8番グリッドのミケール・ポンスは0.248秒差の2位。2レース連続4度目の表彰台獲得すれば、5番グリッドのドミニケ・エガーターは0.428秒差の3位に入り、8レース連続9度目の表彰台を獲得し、初タイトル獲得に向けて前進。

決勝レース1でトップ走行中に転倒を喫した2番グリッドのマッティア・カサデイは0.482秒差の4位。番グリッドのアレイシ・エスクリチは自己最高位となる2.261秒差の5位。

決勝レース1で4位に進出した12番グリッドの大久保光は3.082秒差の7位。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのドミニケ・エガーターが16ポイントを加算して合計194ポイント。総合2位エリック・グラナドは17.5ポイント差に接近。

総合3位マッテオ・フェラーリは、決勝レース1で14位、決勝レース2で9位だったことから9ポイントしか稼げず、ポイントリーダーとのギャップが72.5ポイント差に広がったことから、タイトル獲得の可能性を失った。

次戦は、2週間後にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催。9月3日に決勝レース1、4日に決勝レース2が実施される。

RESULTAS

 

VideoPass(ビデオパス)』では、『FIM Enel MotoE™ World Cup』の決勝レース1と決勝レース2をオンデマンドで配信
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