決勝レース:佐々木歩夢&鈴木竜生がワンツーフィニッシュ!

2001年4月の開幕戦日本GP以来21年ぶりの1位&2位、ガルシア5位、グエバラ7位

第13戦オーストリアGP決勝レース(周回数23ラップ)は21日、レッドブルリンクで行われ、ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ2番グリッドの佐々木歩夢が前戦イギリスGP決勝レースの他車に追突したことで科せられたダブルロングラップペナルティを3ラップ目と5ラップ目に消化して4秒差の24番手まで後退したが、6ラップ目、7ラップ目、9ラップ目、10ラップ目にファステストラップを連発し13ラップ目には、23人目を抜いて1番手に浮上。最後までポジションを譲らず、第11戦TTアッセンに続いて2勝目。

日本人ライダーとしては、当グランプリで1993年の辻村猛以来となる2人目の優勝を挙げ、総合6位から4位に浮上した。

気温19度、路面温度20度のドライコンディションの中、7番グリッドの鈴木竜生は0.064秒差の2位に入り、4戦ぶり3度目の表彰台を獲得。

日本人ライダー2人がワンツーフィニッシュを達成したのは、鈴鹿サーキットで開催された2001年4月の開幕戦日本GP(優勝:東雅雄/2位:宇井陽一)以来21年ぶり。ダブルポディウムを獲得したのは、2020年10月の第12戦テルエルGP(2位:佐々木歩夢/3位:鳥羽海渡)以来2年ぶり。

16番グリッドのダビド・ムニョスは0.292秒差の3位。2019年から2年間参戦したレッドブル・ルーキーズ・カップにより、走行経験があるトラックで、デビューから6戦目で2度目となる表彰台を獲得すれば、3番グリッドのデニス・オンジュは0.344秒差の4位。

11番グリッドのセルジオ・ガルシアは2.453秒差の5位。6番グリッドのディオゴ・モレイラ、8番グリッドのイサン・グエバラ、ポールポジションのダニエル・オルガドが続き、18番グリッドのジョン・マックフィーは9位。

9番グリッドの鳥羽海渡は7.713秒差の10位。5番グリッドのデニス・フォッジャは12位。15番グリッドの山中琉星は13位。

12番グリッドのジャウメ・マシアは、17ラップ目の3コーナーで週末2度目、今季10度目の転倒を喫したが、レースに復帰して18位。14番グリッドのアンドレア・ミニョは、24番グリッドのカルロス・タタイと接触したことからロングラップペナルティが科せられて23位。25番グリッドのマリオ・アジは24位。20番グリッドの古里太陽は25位。

チャンピオンシップは、総合1位セルジオ・ガルシアは11ポイントを加算。総合2位イサン・グエバラとのアドバンテージを3ポイント差から5ポイント差に広げた。

RESULTS

 

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