カザフスタンでチャンピオンシップ初開催

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは２７日、カザフスタンの南東に位置する同国最大の都市であり、経済・教育・文化の中心地であるアスタナ近郊に新設されたモータースポーツ複合施設『Sokol International Racetrack（ソコル・インターナショナル・レーストラック）』が開催日程に加わることを発表。初開催は２０２３年。契約期間は５年。

チャンピオンシップが初開催された１９４９年以降３０国目の開催国となるカザフスタンのアスタナは、キルギズと中国との国境に近く、中央アジア最高水準の世界都市と呼ばれ、２０１５年と２０１６年には、当時モビスター・ヤマハに所属していたレジェンド、ホルヘ・ロレンソが訪問し、建設現場の視察とファンとの交流を楽しんだ。

ドルナスポーツは、９月５日にサウジアラビアでの開催に向けて覚書に署名。９月２１日にはインドでの開催を目標に作業を開始すると発表。

２０２３年の開催日程は、近々に発表予定。開幕戦はポルトガルＧＰ。３月２４日から２６日にポルティマオ・サーキットことアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェでの開催が既に発表され、２００７年からオープニングラウンドに指名されていたカタールＧＰは大規模な工事を実施することから、シーズン終盤の開催が見込まれている。