第17戦タイGPの決勝レースは2日、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、2番グリッドのトニー・アルボリーノが第4戦アメリカズGP以来13戦ぶりに2勝目を挙げた。
気温26度、路面温度37度。ドライレースが宣言されたが、雨が降り始めたことから、グリッド上でタイヤをスリックからウェットに交換。周回数が24ラップから16ラップに短縮されたが、11番グリッドのキャメロン・ボビエは、2番手に浮上した直後の1ラップ目4コーナーで今季12度目の転倒。21番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、10番手にジャンプアップした直後の2ラップ目1コーナーで今季13度目の転倒。
ウォームアップ走行で週末2度目の1番時計を刻んだポールポジションのソムキアット・チャントラは、トップ走行中の2ラップ目4コーナーに週末2度目、今季12度目の転倒。
レースディレクションは、コンディションが悪化したことから9ラップ目に赤旗を提示。3分の2のレース距離を消化していなかったことから、5ラップのスプリントレースとなったが、リスタート直前のサイティングラップ中に再び赤旗が提示し、レースが終了。
競技規則の改訂により、赤旗が提示された前の周回ではなく、赤旗が提示されたときの順位が最終結果に反映され、12番グリッドのフィリップ・サラッチは中量級17戦目、キャリア67戦目で初表彰台となる2位を獲得すれば、18番グリッドのアロン・カネトは2戦ぶり8度目の表彰台となる3位を獲得。7番グリッドのジェイク・ディクソンと6番グリッドのアロンソ・ロペスはトップ5。
3番グリッドの小椋藍は6位。8番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは7位。17番グリッドのジョー・ロバーツ、16番グリッドのケミン・クボ、5番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティはトップ10入り。
29番グリッドの羽田太河は13位。参戦7戦目で初めてポイント圏内に進出した。
チャンピオンシップは、レースがコンプリートとならなかったことから、通常の半分のポイントが供給され、総合1位アウグスト・フェルナンデェスは4.5ポイントを加算。総合2位小椋藍は5ポイントを加算して2ポイント差から1.5ポイント差にギャップを縮小させた。
RESULTS
What a crazy #Moto2 race! ⚡️@TonyArbolino returns to winning ways in today's rain-disrupted race ahead of @FilipSalac12 and Aron Canet ????#ThaiGP ???????? pic.twitter.com/69k6XV5Iiu
— MotoGP™???? (@MotoGP) October 2, 2022
1.5 POINTS ????@Afernandez37 ⚔️ @AiOgura79 #ThaiGP ???????? pic.twitter.com/UpPjFYGQTC
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