決勝レース:デニス・フォッジャが今季4勝目

佐々木歩夢2位、イサン・グエバラ5位、山中琉聖10位、セルジオ・ガルシアと鈴木竜生リタイア

第17戦タイGP決勝レース(周回数22ラップ)は2日、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で週末3度目の1番時計を刻んだポールポジションのデニス・フォッジャがスタートから積極的にレースをリードし第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来3戦ぶり4勝目、通算10勝目を挙げた。

気温25度、路面温度38度のドライコンディションの中、3番グリッドの佐々木歩夢は、多くのライダーたちがリアにミディアムタイヤを装着した中でハードタイヤを選択し1.524秒差の2位。3戦連続8度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのリッカルド・ロッシは2.804秒差の3位に入り、昨年5月の第5戦フランスGP以来30戦ぶりに2度目の表彰台を獲得。

4番グリッドのステファノ・ネパは7人のグループ争いに競り勝ち、今季の最高位となる4位に進出。11番グリッドのイサン・グエバラは9.527秒差の5位。5番グリッドのディオゴ・モレイラは6位。

14番グリッドのアンドレア・ミニョは、6番手でフィニッシュしたが最終ラップにトラックリミットを超えたことから7位。2番グリッドのジャウメ・マシアは8位。10番グリッドのダビド・ムニョスは9位。

9番グリッドの山中琉聖は10.549秒差の10位。6番グリッドのダニエル・オルガドは11位。

16番グリッドのデニス・オンジュは、ロングラップペナルティが科せられて17位。開幕からの連続ポイント圏内進出が途切れ、29番グリッドのマリオ・アジは21位。

19番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは、1ラップ目の12コーナーで今季7度目の転倒。アウト側に位置していた20番グリッドのセルジオ・ガルシアを巻き込み、13番グリッドの古里太陽に激突。ガルシアはレース復帰を試みたがリタイアを強いられ、古里はピットに戻ってバイクを修復し、3ラップ遅れの25位完走。

17番グリッドの鳥羽海渡は、1ラップ目のアクシデントを寸前で回避したが、2ラップ目の9コーナーで今季18度目の転倒。18番グリッドの鈴木竜生は7ラップ目に失速してリタイア。

チャンピオンシップは、総合1位イサン・グエバラが11ポイントを加算。総合2位セルジオ・ガルシアは、今季4度目の0ポイントで45ポイント差から56ポイント差にギャップが広がり、総合3位デニス・フォッジャは49ポイント差の総合2位に浮上した。

RESULTS

 

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