第18戦オーストラリアGPの決勝レース(周回数23ラップ)は16日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、7番グリッドのイサン・グエバラが優勝。今季6勝目を挙げてワールドチャンピオンに輝いた。
気温14度、路面温度24度。路面の一部が濡れたドライコンディションの中、8番グリッドのデニス・オンジュは終始トップグループの最後尾に位置していたが、0.345秒差の2位。昨年9月の第13戦アラゴンGP以来21戦ぶり3度目のベストリザルトタイ、第12戦イギリスGP以来今季2度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのセルジオ・ガルシアは0.460秒差の3位に入り、第11戦TTアッセン以来戦7ぶり7度目の表彰台を獲得。
ポールポジションの佐々木歩夢は、上位陣で唯一リアにハードタイヤを選択して0.560秒差の4位。6番グリッドのステファノ・ネパは7.428秒差の5位。16番グリッドのジョン・マックフィー、5番グリッドのディオゴ・モレイラ、14番グリッドのジョエル・ケルソ、12番グリッドのデニス・フォッジャ、21番グリッドのリッカルド・ロッシがトップ10入り。
ウォームアップ走行で1番時計を記録した11番グリッドのダビド・ムニョスは11位。3番グリッドのイバン・オルトラは13位。
17番グリッドの鳥羽海渡は17位。ダブルロングラップペナルティが科せられた15番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは18位。
10番グリッドの古里太陽と13番グリッドのダニエル・オルガドは3ラップ目に転倒。18番グリッドの鈴木竜生は9番手走行中の19ラップ目の4コーナーで転倒。28番グリッドのマリオ・アジは22ラップ目の10コーナーで転倒。20番グリッドの山中琉聖は最終ラップの4コーナーで転倒。
チャンピオンシップは、総合1位イサン・グエバラが25ポイントを加算。総合2位に対して、アドバンテージを65ポイント差に拡大したことから、2戦を残してタイトル争いに終止符を打ち、総合3位セルジオ・ガルシアは16ポイントを加算して2位に再浮上。総合2位デニス・フォッジャは3位に後退。
イサン・グエバラとセルジオ・ガルシアが所属するガスガス・アスパル・チームは、チーム部門で41ポイントを加算してタイトル獲得に成功。参戦2年目のガスガスは、コンストラクター部門のタイトル獲得に王手をかけた。
RESULTS
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— MotoGP™???? (@MotoGP) October 16, 2022
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— MotoGP™???? (@MotoGP) October 16, 2022
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