2022年シーズンにインディペンデントチームのタイトルを奪回したドゥカティのサテライトチーム、プリマ・プラマック・レーシングは25日、参戦22年目となる2023年シーズンのチーム体制を発表。ヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンがホワイト、パープル、レッドを基調とした2023年型ドゥカティ『Desmosedici GP23』のカラーリングを披露した。
ヨハン・ザルコ
「3年連続してプリマ・プラマック・レーシングに所属。今年も、このカラーリングに身を包むことを大変嬉しく思う。僕たちは素晴らしいチーム。素晴らしいバイクを持ち、そして、ホルヘ・マルティンと上手くやっている。素晴らしいシーズンを迎えるための材料が全て揃っている。勝利が来るだろう。」
ホルヘ・マルティン
「チームと一緒にアクションに戻ることが待ち切れない。昨年は厳しい時期もあったけど、自分が成長し、強くなった特別な1年だった。僕には大きな計画と真の野心があり、チームと一緒に素晴らしいことを成し遂げることができると確信している。セパンでドゥカティを走らせるとき、冬のハードワークが報われるかどうか分かるだろう。僕たちは準備が整っている。僕は準備ができている!」
パオロ・カンピノティ(チームオーナー)
「今年の目標は、各シーズンの始めに設定するものと同じです。それは、インディペンデントチームの最高位になること。そして、オフィシャルチームに対して全身全霊をかけて挑戦することです。ここ数年間、我々のチームは真のプレイヤーであること、ライダーたちが常にトップポジションを目指していること、そして、チームのメンバーがパドックで最も羨ましい存在になることを世界中に示してきました。チーム代表として、これ以上のことは望めません。私は私の仲間を誇りに思い、プリマとのコラボレーションは、我々に更なる力を与えてくれました。シーズン最初のテストのために、もう直ぐトラックに飛び出します。今シーズン何をもたらすことができるのか楽しみです。」
ジノ・ボルソイ(チームマネージャー)
「我々は大きな熱意を持って、今シーズンを見据えています。私にとって、それは新しい冒険であり、重要な年になるとさえ言うことができます。2023年は、プリマ・プラマック・レーシングでの1年目。自分でレースに参戦していた時でさえ、『23』が常に重要な数字であったことは偶然ではないと思います(現役時代ゼッケンナンバー23を使用)。良い兆候であることを願います。バレンシアでのテストで、チームの全ての人たちとライダーたちに会いました。第一印象は大変励みとなり、とても満足でした。この世界では当たり前のことは、何もありませんが、我々は最善を尽くすと確信しています。」
参戦7年目を迎える32歳のフランス人ライダー、ヨハン・ザルコと参戦3年目を迎える24歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティンは、来月10日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストに参加する。