チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、昨年10月4日に国際モーターサイクリズム連盟傘下のラテンアメリカ連盟と協力し、プロモーター『GP3 Sport』と共に『Road to MotoGP™』のプログラムとして『Latin America Talent Cup(ラテンアメリカ・タレント・カップ)』と『FIM MiniGP Latin America Series(ミニGP・ラテンアメリカ・シリーズ)』を開催すると発表。
現在、『ラテンアメリカ・タレント・カップ』に参加者するライダーを募集中。締め切りは今月31日。
参戦資格があるのは、ラテンアメリカ連盟に所属する20ヶ国(メキシコ、キューバ、ドミニカ、ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラ、プエルトリコ、エルサルバドル、パナマ、コスタリカ、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビア、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、チリ、アルゼンチン)のヤングライダーたち。対象年齢は12歳から21歳。参加数は最大で25人。
4月にテルマス・デ・リオ・オンドで開催される『MotoGP™世界選手権』の第2戦アルゼンチンGPで開催発表会が行われ、1年目に参戦するライダーたちを発表する。
開催1年目は、全6戦12レースが予定され、開幕戦は2023年10月にスーパーバイク世界選手権のアルゼンチン大会と共催する形でアルゼンチンのサン・ファン・ビルクムで開催。
チリのアウトドロモ・インテルナショナル・デ・コデグア、アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンド、ブラジルのアウトードロモ・インテルナシオナウ・アイルトン・センナとシルクイート・ドス・クリスタイスが開催地に指定されている。
カップ戦のトップ3に進出したヤングライダーは、『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』のセレクションイベントに参加するチャンスがあり、チャンピオンは『GP3 Sport』が運営するチームに所属して『イタリア選手権』のスーパースポーツ300に参戦する。