「人として、ライダーとして、僕はホンダで大きく成長した」

ポル・エスパルガロがポルティマオに市販車を持ち込んでトラックトレーニングを実行

古巣のテック3・ガスガス・ファクトリー・レーシングに復帰したポル・エスパルガロは、1月31日から2日間、開幕戦ポルトガルGPの開催地ポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで新天地のRNFチームに移籍したミゲール・オリベイラ、プリマ・プラマック・レーシングから継続参戦するホルヘ・マルティン、スーパーバイク世界選手権とスーパースポーツ世界選手権に参戦する複数のチームに合流してプライベートテストを実施。

2月10日からのオフィシャルテストを視野に、市販車を使用したトラックトレーニングを実行した。

困難なシーズンを経て、心機一転、キャリア通算17年目、プレミアクラス10年目を迎えるエスパルガロ弟は、「悪い時期からも学ぶ。これはプロセスであり、私生活と同じように、人として、ライダーとして、向上している。僕はホンダで大きく成長した。」

「僕にとって、あの経験はとても素晴らしいものだった。困難な時期もあったけど、素晴らしい人たちやエンジニアたちに会えたおかげで、より良い情報を提供できるだろう。」

「僕はKTMを離れた2年前よりも良い。キャリアの全てのステップは、どこを改善できるかを理解するのに十分に重要であり、改善できる能力があれば、優勝を挙げることができるだろう。」

「ガスガスと共に、過去に出会った人たちと共に、全てが快適なゾーンにあり、良い気分でシーズンを始めるけど、まだ始まったばかり。一緒に長い旅が始まる。」

「バイクに乗ると、最後に乗ったときから大幅に変化したのか、バイクに対する考え方が大きく変化したのか、いつも疑問に思うけど、11月に乗ったときは、前回とよく似ていた。離脱した当時から、幾つか細かいところとディバイスがバイクに搭載されているけど、ものすごく快適だった。」

「最初は我慢が必要。シーズンは長い。スタートで愚かな間違いを犯したくない。テスト日数が非常に少ないもの事実。ここポルティマオでシーズンが始まるまで、テストは5日間しかない。ミスを犯さないことを確実にしなければいけないけど、できる限り速く走らなければいけない。多くのレースが開催され、最初から戦闘的になれなければいけない」と、期待と抱負、意気込みを語った。

テック3・ガスガス・ファクトリー・レーシングとポル・エスパルガロは、2月10日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストに参加。KTMが準備する2023年型『RC16』に乗り込み、トラックでの本格的な準備に取り組む。

Pol Espargaro, WorldSBK Portimao Test
Jorge Martin, WorldSBK Portimao Test
Miguel Oliveira, WorldSBK Portimao Test

 

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