「誰かが引っ張らなければいけない」

3度の連続転倒後、11位で完走したマルク・マルケスが先頭に立って前に進むことを誓う

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第7戦ドイツGPの2日目、最初のセッションとなったウェットコンディションのフリー走行で最多16ラップを周回して開幕戦ポルトガルGPの公式予選1と公式予選2に続き、今季3度目の1番手に進出。

開幕戦ポルトガルGP以来今季2度目の公式予選1は、5ラップ目の13コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒を喫したが、スリックタイヤを装着したバイクに乗り換えて2番手で通過。

公式予選2は3ラップ目の13コーナー、7ラップ目の1コーナーで連続転倒を喫したが、0.604秒差の7番手まで挽回。ティソ・スプリントは、スタートで5番手まで挽回したが10.828秒差の11番手。今季4度目のショートレースで初めてポイント圏外の完走となった。

「3回も転んでしまった後、まあ、落ち着くところだった。自信を持って予選を始めたけど、熱くなり、プッシュして、トライして、ファイトしたけど、7番手になるために3度も転んでしまった。これは報われない。アタックするつもりで、自信を持ってレースを始めたけど、1ラップ目に転びそうになり、2ラップ目にも危なかったから、可能性がないことが見えたところで少しガスを緩めて、レースを終わらせることにした。」

「午前のウェットでは、今年最初のシャーシを使用し、少なくても、セッションをリードしたけど、路面が乾いたとき、他のコンフィグレーションだったカレックス製のシャーシに乗り換えて幾つかのことを試した。僕たちは苦しんでいる。何度も転んでしまうと、自信が低下してしまう。」

「8位はもしかしたら可能だったかもしれない。表彰台なら冒したリスクは報われるけど、最大限のリスクを冒しながら、8位、9位、10位になるには... 少し控える時期。楽観的で前向きな姿勢を続け、ウォームアップ走行の10分間で何かを得られることができるか見てみよう。少なくても、レースであまり苦しまないようにすることができるかどうか見てみよう。」

「木曜日に、ザクセンリンクでリスクを冒し、アッセンで控えめになると言った。リスクを背負って週末を始めると、何度も転びそうになり、何度も転んでしまった。バランスを取る必要がある。ステップ・バイ・ステップで、チームとホンダと一緒に仕事を続ける。何かが届くのを待とう。少しずつ状況を好転させることができるか見てみよう。」

「もはや転びか転ばないかは問題ではない。可哀そうなジョアン・ミルはヘレスで15番手を走っていて週末4度目の転倒を喫した。」

「僕たち全員がチームとして働かなければいけない。僕たちは困難な時期に陥っているけど、誰かが引っ張らなければいけない。ライダーが屈してしまうとチームが負けてしまう」と先頭に立って前に進むことを宣言した。

 

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