プレミアクラスは、３月１１日から２日間、１１月８日のサーキット・リカルド・トルモ、２月１０日から１２日までのセパン・インターナショナル・サーキットに続き、プレシーズン３度目、最後となるオフィシャルテストを開幕戦ポルトガルＧＰの開催地アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェこと、通称ポルティマオ・サーキットで開催。
スプリントシミュレーション
チャンピオンシップ７５年目は、初めて『MotoGP™ Sprint（スプリント）』が導入されることから、前回のオフィシャルテストでは、３日目最終日にルカ・マリーニとアレックス・リンスが連続１０ラップのシミュレーションを実行。
今回のテストでは、多くのライダーたちがスプリントスタート時間の１５時００分に合わせて、周回数の１２ラップにトライしてタイヤ消耗や燃料などを確認。レーススタート時間の１４時００分には、連続２５ラップのレースシミュレーション、または連続周回のロングランにもトライする。
今年は金曜日に実施される２度のフリー走行の結果で公式予選１と公式予選２に振り分けられ、スプリントとレースのグリッドが決定。タイムアタックの重要性が高まることから、フライングラップのシミュレーションを計画しているライダーが多く、各セッションに準備されている１５分間のスタートプラクティスがより重要となる。
エンジンとエアロパッケージ
開幕戦の前日に、シーズンに使用するエンジンを封印、フェアリングのホモロゲーションを取得することから、２日間で最終的な検証が必要。
スケジュール
セッション時間は初日、２日目とも現地時間の０９時３０分から１７時３０分、日本時間１８時３０分から０２時３０分。各セッション終了後には、１５分間のスタートプラクティスが設けられている。
天気予報
土曜日と日曜日の降水確率は０％。最高気温２２度、最低気温１２度。開催前日の金曜日も晴れが予報されていることから、ドライコンディションの中でテストを実施。
スケジュール
セッション時間は初日、２日目とも現地時間の１０時００分から１８時００分、日本時間１９時００分から０３時００分。各セッション終了後には、１５分間のスタートプラクティスが設けられている。
中量級＆軽量級
開幕１週間前の３月１７日から３日間、『Moto2™』と『Moto3™』のオフィシャルテストが当地で開催。開催１７年目を迎える『レッドブル・ルーキーズ・カップ』は、３月１５日から２日間のテストを計画している。