プライベートテスト~地元勢がトップ3独占

ペドロ・アコスタが2日連続の1番手、初日転倒の野左根航汰が激走78ラップを周回

中量級に参戦する15チームは15日、第4戦スペインGPの開催地ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで合同のプライベートテスト2日目、最終日を開催。気温が25度まで上昇したドライコンディションの中、28人のレギュラーライダーたちが午前10時から8時間のセッションを実施した。

初日に1番手発進を決めたペドロ・アコスタは52ラップを周回してトップタイム。1番手を維持すれば、初日5番手のアロン・カネトは59ラップを周回して0.266秒差の2番手。初日7番手のアロンソ・ロペスは、74ラップを周回して、カネトと同タイム。トニー・アルボリーノサム・ロウズがトップ5入り。

初日に転倒したロレンソォ・ダッラ・ポルタイサン・グエバラは走行を継続したが、『MotoE™世界選手権』と『Moto2™欧州選手権』出身のアレイシ・エスクリチは、初日の転倒が原因で足首を負傷したことから欠場。フォワード・レーシングは、オリジナルシャーシの開発プログラムを継続するため、昨年10月の第19戦マレーシアGPで負傷代役として起用し、今年は『Moto2™欧州選手権』に参戦するジュニアチームで起用するダビド・サンチェスを招集した。

初日に開始早々転倒を喫した後、50ラップを周回して1分44秒210を刻み、27番手だった野左根航汰は78ラップを周回して1分44秒241の28番手。トップタイムから2.932秒差だった。

2日間のプライベートテストは終了。15チームは3月17日から始まるオフィシャルテストに参加するため、開幕戦ポルトガルGPの開催地アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェこと、通称ポルティマオ・サーキットに移動する。

プライベートテスト1日目: 1分41秒549(ペドロ・アコスタ)
プライベートテスト2日目: 1分41秒309(ペドロ・アコスタ)
オールタイムラップレコード: 1分40秒667(2021年レミー・ガードナー)

 

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