『FIM MotoGP Stewards Panel(スチュワードパネル)』は28日、制裁に関する明確化を示し、マルク・マルケスに対して、参戦するグランプリの決勝レースでペナルティを科すと発表した。
『スチュワードパネル』は、開幕戦ポルトガルGPの決勝レース後、他車(ミゲール・オリベイラ)と接触し転倒を引き起こす、過度にアグレッシブで無責任な行為を理由にマルク・マルケスに対して、次戦アルゼンチンGPでダブルロングラップペナルティを科すと発表。
『スチュワードパネル』は、制裁の適用可能性に関する決定を明確化。決定の根本的な意図に従うために、参戦するグランプリの決勝レースで制裁を実行する必要があることから、マルク・マルケスの負傷と第2戦アルゼンチンGPの不参加を考慮し、持ち越しとなることを明確にした。
過去、制裁が科せられたライダーが次戦に欠場し、復帰戦でペナルティが科せられないことがあったが、今回の発表により、次戦ではなく、次に参戦する決勝レースで適応されることが明確になった。
『FIM MotoGP Stewards Panel』プレスリリース
Clarification on application of the penalty from the Stewards panel ????
— MotoGP™???? (@MotoGP) March 28, 2023
"Considering the injury and non-participation of #MotoGP rider @marcmarquez93 at the #ArgentinaGP, the double long lap penalty shall be served in the next MotoGP race in which he will be able to participate"