『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』は3日、第7戦カタルーニャ大会の開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで今年2度目のテストを開催。第2戦アルゼンチンGPに代役参戦したジョルディ・トーレスを除く17人のレギュラーライダーたちが、1ヶ月後に控えた開幕戦フランス大会に向けて3日間のテストを始めた。
エリック・グラナド1番手発進
1ヶ月前にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催された3日間のテストでは、天候に恵まれなかったこともあり、期待通りに周回を重ねることができなかったが、気温が18度まで上昇し、午後に風が強く吹いたドライコンディションの中、ドゥカティが準備した電動二輪車『V21L』に乗り込み、走り込みを開始すると、前回のテストでオールタイムラップレコードを非公式ながら行使真したエリック・グラナドが1番時計を記録した。
大久保光初日8番手
初年度から参戦する前回総合2番手マッテオ・フェラーリは0.045秒差の2番手。先週、腕上がりの症状を解消するために前腕を手術した参戦1年目の前回総合3番手ニコラス・スピネッリは0.678秒差の3番手。2年連続3度目の参戦となる前回総合9番手エクトル・ガルソは0.866秒差の4番手。前回総合4番手マッティア・カサデイは0.896秒差の5番手。新天地から参戦3年目を迎える前回総合6番手大久保光は1.075秒差の8番手だった。
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